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『おやすみ羊』 ~たまこ~ [「フリー」]

羊が一匹、羊が二匹。 今夜 やすらぎのひとときに ここちよい眠りにつくための絵本です。


おやすみ羊―今日は、おやすみ。


<著者のご紹介>

 たまこ
 長崎県生まれ。幼いころから絵ばかり描いてた子供。そのまま大人になりました。
 仕事:イラスト/本の装丁/フリー編集、など。似顔絵なんかも描いたりしてます。
 最新作:「おやすみ羊」 イラストから内容、デザインまで1冊まるごと担当しました


 著者のHomePageからの引用です。 たまこのHomePageはこちらへ → たまこの日々 

<この本との出会い>

 読書のすすめのHomePageから選んでみました。




<本文からのご紹介>

 羊が一匹
 羊が二匹

 夜がきました
 一日が終わろうとしています
 いろんなことがありました
 いいことも ざんねんなことも
 みんな もう さようなら
 たいせつなことは
 心にしまって
 しかたないことは
 きれいに忘れて
 こころは軽く やすらかに
 どうぞ
 今日は おやすみなさい




 この絵本は心地よい眠りにつくための本です。
 人間はかなりの時間は寝てるんですよね~。 もっと寝ることにこだわった方が良いよね~って
 思ってました。 でもなかなか素敵な本に出会ってなく、やっと出会ったって感じですか。
 たまこさんは長崎出身です。最近長崎に仕事で行っているのですが、林住職の心に響く話も、
 長崎バスの話です。 何か長崎に関係があるのかと思う今日この頃です。
 こんな偶然に関して、単純に偶然と片付けるのではなく、シンクロニシティだと感じて日々過ごすだけで
 全然感じ方が違うものですね~。 おっと話は少しそれそうですが、この「おやすみ羊」は眠りに関する
 とても素敵な本です。 一日の終りにどう過ごすかの方法に関して、いろいろなテーマで書かれています。
 そして、文中に素敵な詩が織り込まれているので、なんかほんわかしますね~。
 ストレスに悩む人や、メンタル的に落ち込んでると感じている人は、是非とも眠りについて真剣に考える
 ためにも、一度この本を読んでみてはいかがですか? お勧めですよ~。












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『20』 ~はたちの頃 J-WAVE編  [「フリー」]

J-WAVE開局20周年記念! 人生のナビゲーターたちが語る31の青春群像
はたちの自分がいるから、今の自分がいる―


20~はたちの頃

20~はたちの頃

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2008/09/20
  • メディア: 単行本






 20歳、それは子どもから大人に認められる特別な歳、
 20歳のあの頃、ぼくらは何をしていたのだろうか?
 20歳のあの頃があったから、今の自分がある!

 さあ、あなたはこれを読んで、 人生をどうナビゲートしていきますか?



 <掲載者のご紹介>

   ジョン・カビラ/別所哲也/クリス智子/DJ TARO/秀島史香/
   渡部健(アンジャッシュ)/三谷幸喜/清水ミチコ/渡辺拓/金剛地武志/
   小曾根真/大倉眞一郎/はな

  J-WAVE 「Tomorrow」 「PLATOn」 Best Selection
  
   リリー・フランキー/森本泰輔/Char/谷口京/高城剛/佐野元春/
   浅井健一/カールスモーキー石井/大貫妙子/南流石/ZEEBRA/ピエール瀧/
   やなせたかし/穐吉敏子/高見のっぽ/常田真太郎(スキマスイッチ)/茂木健一郎





  はたちの頃の自分が今の40代になったぼくを見たら、
  たぶん嫌で泣くと思います。 (リリーフランキー)

  自分の中にあるものはすべて20代で出し切った ―そんな気がします(三谷幸喜)

  はたちの僕は、まだ何も無くて
  ただ勢いとパッションしかありませんでした。 (別所哲也)

  はたちの頃の自分に説教されたい。
  アイツはいまも僕のなかで不思議な輝きをもつ存在です。 (金剛地武志)

  「死のう」と思っている自分と、「いやー、死ぬのは馬鹿みたい!」っていう自分が
  いつも戦っていましたね。 (高見のっぽ)




  この本は、J-WAVEで放送されている、「二十歳のころ」の内容と、書籍化するにあたり、
  あらめてJ-WAVEナビゲータの方々にインタビューを行い書かれた本です。
  私の二十歳の頃は大人のような気がしていましたが、今振り返ると大人へのスタート地点なんですね。
  学生から社会人になる時に、夢とか目標を持ちなさいと言われますが、ここに登場した人々は、
  みんな悩んでました。夢や目標を持って進んでいた人なんかいませんでした。
  そうだと思います。 何年か過ぎ、何かをやってみて、初めて本当にやりたいことがみつかり、夢や目標が
  明確になるものなんじゃないでしょうか? 心に残るフレーズは、金剛地さんの、”はたちの頃の自分に
  説教されたい”がとても印象に残りました。 もしできることなら、二十歳の頃の自分と酒でも飲んでみて
  みたいですね~。 共通のテーマ「二十歳のころ」が題材なのですが、それぞれ登場した人物により、
  いろいろなお話が聞けるとても素敵な本ですね~。 この本を読み、自分の二十歳のころを思い出すのも、
  いいのかもしれませんね~。
  








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『パパラギ』 ~岡崎照男・訳~ [「フリー」]

はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集
物がなければ暮らせないのは、心が貧しいからだ。


パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集

パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集

  • 作者: 岡崎 照男
  • 出版社/メーカー: 立風書房
  • 発売日: 1981/01
  • メディア: 単行本



<著者のプロフィール>

 訳者紹介
 岡崎照男(おかざき てるお)
 昭和26年7月生まれ。新潟県出身。青山学院大学理工学部卒業後、イギリス留学を経て
 スイス・ベルン大学哲学科入学。同大学卒業後、オランダ・ロッテルダム大学にて文化論の研究。
 帰国後、故郷新潟で英・仏・独・露語などを教える会話学校の経営のかたわら、各種市民運動に参加。


<この本との出会い>

 矢玉四朗さんの本から、この本を知りました!
 矢玉さんの記事はこちらです → 以前の記事へ
 素敵な本のご紹介ありがとうございます!





<本文のご紹介>

 と、その前に、本の帯の紹介をします。

 村上龍氏 

  『パパラギ』は、単に、「現代人が失っている何かについて考えさせられる」だけの本ではない。

 朝日新聞の天声人語 

  ツイアビが実在の人物であったかどうかは解らないが、その言葉は知恵と啓示に満ちた文明批評である。

 丸い金属と重たい紙について

 かしこい兄弟たちよ、信仰の心をもって耳を傾け、おまえたちが白人の持つような悪意を持たず、白人が怖れることを怖れずにいるのは幸せだと思わねばならない。 ――おまえたちも、あの宣教師の言葉をはっきりと覚えているだろう。「神は愛である。ひとりの真の救世主(キリスト)が常に愛そのものであるという善をなしたもうた。だからこそ白人の崇拝は、大いなる神にのみ向けられる」と。
 宣教師は私たちに嘘をつき、私たちをあざむいた。パパラギが宣教師を買収し、大いなる心の言葉を借りて私たちをだましたのだ。丸い金属と重たい紙、彼らがお金と呼んでいる、これが白人たちの本当の神様だ。
 愛の神について、ヨーロッパ人に話してみるがよい――顔をしかめて苦笑いをするだけだ。考え方が子供じみていると言って笑うのだ。ところが、ピカピカ光る丸い形の金属か、大きい重たい紙を渡して見るがよい。――とたんに目は輝き、唇からはたっぷりよだれが垂れる。お金が彼の愛であり、金こそが彼の神さまである。 ~後略~


 あとがきから
 熟せば ヤシは葉も実も落とす
 パパラギの生き方は
 未熟なヤシが 葉も実もしっかり
 かかえているようなもの
 「それはおれのだ!
 持って行っちゃいけない
 食べちゃいけない!」
 それじゃどうして 新しい実がなる?
 ヤシの木のほうが
 パパラギよりも ずっとかしこい




 さて、この本は酋長ツイアビの説明をしないといけませんよね。ツイアビはウポル島(西サモア)ティアベアに住む酋長で、若かりし頃ヨーロッパに憧れ宣教師学校に通い、そしてヨーロッパに布教活動で赴きます。そこで見た事経験したことを、この本では紹介しております。また、パパラギとは現在ではパランギと呼ばれ、現在でも南太平洋に散在する島々の全般に渡って、ヨーロピアン(白人)と同意語で使われているそうです。ちなみに、日本人はシャパニと呼ばれ、シャパニはパランギと違いブラザーだと、言われているそうです。そこは少し切ないところではあるのですが・・・

 この本の中では以下のようにいろいろな文明を皮肉っております。

  「パパラギのからだを覆う腰布とむしろについて」・・・衣服について
  「石の箱、石の割れ目、石の島、そしてその中に何があるかについて」 ・・・ 住居について
  「丸い金属と重たい紙について」 ・・・ お金について
  「たくさんの物がパパラギを貧しくしている」 ・・・ 物欲について
  「パパラギには暇がない」 ・・・ 時間について
  「パパラギが神さまを貧しくした」 ・・・ 所有するということについて
  「大いなる心は機械よりも強い」 ・・・ 機械について
  「パパラギの職業について ―― そしてそのため彼らがいかに混乱しているか」 ・・・ 職業について
  「まやかしの暮らしのある場所について、束になった紙について」 ・・・ 映画館と本について
  「考えるという重い病気」 ・・・ 精神や哲学について
  「パパラギは私たちを彼らと同じ闇の中に引きずり込もうとしている」 ・・・ まとめ

 何となく、目次からの引用でイメージが沸くのではと思います。実は皮肉と書いていますが、ツイアビは真面目に語っております。内容も深く考えさせる箇所もありますし、思わず笑ってします箇所もあります。私はこの本を読んだ後、何とも言えない爽快感を感じてしまいました・・・。が、ふと最初に書かれていた、パパラギはヨーロピアンで、シャパニは日本人のことになり、シャパニはブラザーだという箇所を思い出してしまい、現在はシャパニもパパラギだな~と思い少し切ない気持になってしまいました。この本は1920年が初版で、何と88年前の作品です。しかし、指摘されていることは、現在でも何ら改善されていないんですね~。コーチングで行き詰っている人やメンタル的に落ちかけの人にはお勧めの一冊です!



 
 
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『子どもの心 -親にも先生にも言えなかった-』 ~二木克明~ [「フリー」]

「自分を理解してほしい」その心のかわきが満たされれば、子どもは輝く


子どもの心―親にも先生にも言えなかった…

子どもの心―親にも先生にも言えなかった…

  • 作者: 二木 克明
  • 出版社/メーカー: 1万年堂出版
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本



<著書のプロフィール>
 二木克明(ふたつぎかつあき)
 昭和35年、長野県生まれ。
 弁護士
 早稲田大学 第一文学部卒業
 金沢地方検察庁検事、大阪地方検察庁検事をへて、金沢弁護士会弁護士登録。

 金沢弁護士会元副会長
 金沢弁護士会犯罪被害者支援委員会委員長
 金沢弁護士会子どもの権利委員会委員
 石川県豊かな心をはぐくむ教育推進県民会議委員
 子どもの虐待防止ネットワーク(キャプネット)石川監事
 NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと監事
 保護司。

 NPO法人ぱれっとのHomePageはこちらです → こどもの権利支援センターぱれっと

<この本との出会い>
 Amazonのおすすめ本一覧から知りました。
 『光に向かって100の花束』からのリンクでした。

 光に向かって100の花束の記事へ




<本文の紹介>

 「何度も励ましてくれて、何度も引きとめてくれました」 ~ヒデカさんの体験~


 私は現在、不登校の中学生です。今はフリースクールや学校の相談室に通ってます。
 学校に行かなくなったのは中二の5月くらいからで、友だち関係が原因です。
 仲良くしていた友達に急に悪口を言われたり笑われたり。そんな日々でした。
 私は悪口とか言われても『悔しい』とか『むかつく』、そんな風に思うことが出来なくて、ただ単純に
 心が深く傷つくだけで。ちょっとした事でもすぐ、マイナスに考えちゃうし・・・っていうより弱い心なんです。

 私は悪口を言われてることについて、親にも友達にも相談したり話す事ができませんでした。
 ミジメな自分を知られるのが嫌で。
 だから学校から家に帰ってきても部屋で一人でずっと泣いて。苦しんで。でも泣いたとこで何も変わらない。
 誰も助けてくれる人なんか居ない。『自分が変わらなきゃ』って思ったりもしたけど、実際、私にはそんな事、
 出来ない。だから次の日も悪口を言われて傷ついて、また家に帰ってきて泣いて。繰り返し。
 でも、ある日、私が泣いている所を親に見られました。正直ショックでした。親に知られる事って、私にとって
 凄い辛かった。仕方なく私は悪口を言われてると親に全部話しました。親も理解はしてくれましたが結局
 学校には行かされました。

 学校での生活パターンはいつも一緒。悪口を言われて傷つく。そして家に帰ってきて泣く。
 私はもう耐えられないと感じました。気づくと『死』について考える日が増えました。もう死にたいと。
 よく『生きたくても生きられない人だっているんだよ!』という言葉を見たり聞いたりしてきました。
 でも、そんな人が居るなら、私の命をあげるから私を消して欲しい、と思いました。
 私は何のために生まれてきたんだろうとか、産まれてきたくなかった、と親には悪いけど正直、
 そう思ってしまいます。でも私は、死ぬ勇気もありません。結局は生きなきゃいけない。

 ある日、私は、学校に居るのが耐えられずに早退しました。親にも自分の口から「もう無理だ!」と
 本気で話しました。たくさん話して、その結果・・・
 私は学校に行かなくていい、という風に言われました。他に仲良くしてた友達にも正直に全部話しました。
 悪口を言われてたことや、これから学校に行けないということ。友達はビックリしてました。『ダメだよ!』と
 言ってくれました。何度も勇気づけてくれて、何度も励ましてくれて、何度も引きとめてくれました。
 それなのに私は、友達に何を言われようと立ち直る勇気もなく、前向きになれず、
 「ごめん、もうどうしても無理」、こんな言葉しか返すことが出来ませんでした。それは今でも同じです。
 誰にどんなことを言われようと、どう励まされようと、もうあのクラスの中に戻ることは出来ません。

 「大人になったら絶対後悔するよ?」大人の人には、よく言われます。確かに大人になったら後悔する
 かもしれない。でもだからといって教室には戻れない。これが私の今の現実。そして『不登校』につながり
 ました。

 でも私は今、フリースクールに通って新しい友達も出来て、結構楽しくやってます。
 私は不登校だけどドラムを習ってます。将来は、叶わないかもしれないけどドラマーになりたいという
 夢を追い続けて生きています。


 この手記は「麦の根」からの掲載です。 → 「麦の根」いじめ・不登校体験談HomePageへ


 
 この本の前半は、これらの体験談についてスクールカウンセラーの明橋大二先生がコメントを記述します。
 ”いじめられている人は決して弱くなんかない!”、辛い目にあっても「親を傷つけたくない」と親を気遣う
 子どもの優しさを感じであげてください。また、絶対に「いじめられている、おまえも悪いんだ」とは言っては
 いけない。あくまでもいじめているほうが恥ずべき行動をしているので、いじめられている子どもに、
 自分を責める必要はないと、伝えてあげることだそうです。精神科医からのアドバイスと、弁護士からの
 アドバイスでその後は構成され、こどもは些細な一言で傷つくこと、家庭の暗さや両親の不和も大きな影響を
 与えること、いじめている子も以前はいじめられていた例も多いこと、いじめ問題と法律の有効利用についてなど、
 かなり内容は多岐に渡っております。
 「涙と笑いのハッピークラス」の金森先生や、「夜回り教師」の水谷先生
 「崖っぷちに立つあなたに」の落合恵子さん、いろいろ素敵な大人もいるんですよね。
 そんな素敵な大人と触れ合う機会が増えてくれば、世の中は良くなっていくのではないでしょうかね~。

 

 
 
 
 
 


 
 
 
 

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『心がぽかぽかするニュース』 [「フリー」]

(社)日本新聞協会で、あなたをハッピーにした新聞記事とコメントを募集して
それを本にして毎年発行しています。それがこの『HAPPY NEWS』です。
その2005年度版が、『心がぽかぽかするニュース』です。

心がぽかぽかするニュース








わずか100数ページなのですが、意外と読み応えがあります。
しかも、読み終わった後に、なんだか、優しい気持ちになれます。
本文からひとつご紹介しま~す。


あなたへの感謝状  ~ 朝日新聞 2005年9月14日 朝刊 ~

 03年9月設立の「温泉学会」は、温泉に関する情報交換や研究発表などをするマジメな学会。
 会長の保田芳昭さん(70)は、今年3月末まで関西大商学部教授だった。多くの病を経験して
 きた教授を癒してきたのは温泉と、妻ふみよさん(66)だ。2人はずっと愛車で全国の温泉を
 めぐる。昨年秋、教授が選んだ新車のナンバーは「2343」(ふみよさん)。
 妻への愛は温泉以上に熱い熱い。(構成 石前浩之)

   振り返れば、ぼくの半生は「病気のデパート」。ここまでたどり着けたのはほんま、
  君のおかげやと思うてる。でも、こんなふうに改まると、なんか照れるよなあ。
   お見合いの席で初めて君に会ったのは27歳の時。実は結婚前、ぼくはお嫁さんの
  条件を3つ考えていた。健康で明るくて、料理が上手。君を見て「ぼくの好きなあんぱん
  みたいな娘やなあ」と思いながら「3条件にぴったりや」と喜んでました。
   でも当時ぼくは大学院生の時にかかった結核のために片方の肺がなかった。
  「完治してるから大丈夫だろう」と、君は結婚してくれたけど、1年もたたないうちに
  腎臓結核で、片方を摘出。それからも、胃潰瘍、心臓発作、大腸のポリープ・・・。
  病の連続やった。そんな中でも君は明るく振舞ってくれた。「心配しても仕方ないわ」
  「ケセラセラやわ」その明るさにどれだけ救われたことか。
   そんな君も、ものすごく不安だったことも知っています。ストレスのせいでじんましんが
  出てしまったことがあったよね。でも、おかげで、医療技術の進歩もあり、講義をほとんど
  休むこともなかったし、専門の流通やマーケティングの分野でも、学会の設立や国際会議
  への参加を果たすことができた。
   痛めた首の療養を機に、20年近く前から2人で始めた温泉地巡り。それが高じて
  ぼくは温泉学会会長になってしまった。これまで行った500ヶ所余りの温泉地のうち、
  半分以上は2人一緒。君と温泉に行った時、ぼくは手帳の日付欄に「文(ふみ)」の
  マークを記しています。でも、今年は退職の講義やお祝い会など何かと忙しく、行った
  のはまだ18ヶ所。
   訪れていない温泉はまだまだあります。これからも「2343」ナンバーの車で、
  「文」マークを積み重ねていこうね。

  ~ この記事に対するコメント  ~
   奥様の名前に因んでナンバープレートに2343を掲げ温泉巡りをされている保田夫妻。
  奥様に捧げる感謝と愛情表現に、これに勝るものが有るだろうか。
  私の主人も保田さんと同年齢だった。
  「退職したら2人で布団を積み込んでのんびり北から南の温泉を巡ろう。まずは2人が
  大好きな信州の紅葉時季がいいな」
   主人は3月末退職し、ワゴン車を新車にした。4月には腰痛の叔父夫婦の為に雪の
  積もる大山を走り皆生温泉へ。そこでも信州の構想を夢一杯に語ってたが、直後に
  癌告知を受け、半年後の1月末に他界した。声が出なかったから、2人の会話は
  その間最小限だった。行間から溢れ出ている保田さんの深い深い奥様への感謝
  と愛情を、主人から私へのそれと思わせて頂きたい。新聞の切り抜きをお供えし、
  私も主人に感謝を述べた。ご夫妻の健康も頼んだ。  
     ~ 安永 玲子さん 60歳 山口県 ~


 こんな感じで、素敵な新聞記事とコメントで構成されてます。しかも特筆すべきは、
 応募総数8262件のうち高校生以下が4695件もあることではないでしょうか。
 巻末のご挨拶を読むと、新聞協会の姉妹組織の日本新聞教育文化財団を通じ、
 新聞を授業で活用するNIE(教育に新聞を)の活動があったからのようです。
 日ごろ何気なく読んでいる新聞ですが、悲しく辛い記事ばかりと思っておりましたが、
 こんなに素敵でハッピーな記事も掲載されている事を知り、これからはじっくり新聞を
 読む時間を大切にしたいな~と思いました。

 それでは、またね~。

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『ゆるすということ』 ~ ジェラルド・G・ジャンポルスキー ~ [「フリー」]

ゆるすということ ・・・ もう過去にはとらわれない。

ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない (サンマーク文庫)









さて、今日は『ゆるすということ』をご紹介します。
基本的には外国の著書を翻訳した本は、文化の違いなのか理解しにくい所がありますが、
この本も、例外ではありません。全147ページなのですが、前置きの長さなのか、
タイトルから期待される割には、心にドスンと響きません・・・・私だけなのでしょうか?

最終章にゆるす為のステップがあります。やはりここが基本なのではないでしょうか?
この原則を先に記述した方が、本文の内容に共鳴出来ると思います。

 ・心を開き、「ゆるしについて、もっと違う見方が出来るかもしれないと考える」
 ・「人間は単なる肉体ではなくスピリチュアルな存在で、肉体は仮の宿だ」と考える
 ・「生命と愛は同じもので、永遠かもしれない」と思いをめぐらす
 ・「自分を哀れんでも無意味だ」と知る
 ・「あら探しは無意味だ」と知る
 ・「正しさ」より「幸せ」を選らぶ
 ・被害者としてふるまうのをやめる
 ・心の安らぎだけを、目標にする
 ・出会う人みんなを、ゆるしを教えてくれる教師とみなす
 ・「恨みつづけたり、絶対にゆるさないと決めつけると自分が苦しいだけだ」と知る
 ・いま、この瞬間の心を苦しみは、自分自身の思いが生み出してると認める
 ・「心に浮かべる思いは、自分で選べる」と信じる
 まだまだ続きます。

さてこれらの最終章のステップを読んでから、本文を読み直すと、「なるほど」と納得し
読むことが出来ます。この中で印象に残っているのは、「正しさ」より「幸せ」を選ぶと
言う所で、この「正しさ」っと言うのは、時にはやっかいな物ですよね~。
正しさと言うより正義感とした方がイメージがわくかもしれませんが、この正義感は
時として、衝突を生んでしまうのではないでしょうか? 
これらに関しては斉藤一人さんの考え方が好きです。
「正しい」「正しくない」や「善悪」で判断するのでは無く、どちらが「楽しい」のかで
判断すれば、衝突なんか起きないのでは?この考えって素敵じゃないですか?
この『ゆるすということ』でも、「正しい」「幸せ」で判断するのですよと言ってます。

結論としては、かなりレベルの高い(難解?)な本なので、
これらの自己啓発書の本初心者にはあまりお勧め致しません。
タイトルの解かりやすさのわりには、難しいので心して読んでみて下さい。

また


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『マンガで学ぶ フォーカシング入門』 ~ 監修:村山正治 [「フリー」]

今日は『マンガで学ぶ フォーカシング入門』です

マンガで学ぶフォーカシング入門―からだをとおして自分の気持ちに気づく方法









フォーカシングって知ってますか?簡単に説明しますと・・・
まず前提として、人間の心ってどこにあると思います?
たいていの人は脳にあると、イメージしているのですが、
脳は当然、内臓を制御していますが、内臓も脳を制御しているのです。
ここがポイントで、心ってあらゆる所に分散されているのではないでしょうか?
と言うのを前提で、考えてください。
フォーカシングの例として・・・
 お昼に、「今日はハンバーグって感じ」とか、トイレに行って、用を足す時に、
 何気なく選らぶ便器の位置とか、これらもフォーカシングの一種です。
 これらを決定するときに、心ではいろいろな考えがめぐり決定しているのです。
 これらの深層心理を探るのが、フォーカシングです。

これらを解かりやすく、解説したのがこの本です。
「会社に行きたくないな~」と言う思いに対して、頭・腕・胸・お腹・足などに問い合わせ、
(心は脳だけにあるのでは無く、体中の臓器にあると言う前提で考えると、うなずけるはずです。)
フェルトセンス(感じ)を見つけると言う事で本当の原因を探り、
それを認める事がフォーカシングです。
別に「み~つけた!」何て感じではなく、漠然ともやもやしたものを見つけ、
そのフェルトセンスを付き合い続けると言う事が大切なのでしょう。

フェルトセンスと同じ感じの(今回はあえて同じ感じと書きました)、
内観療法と言うのがあります。これは、オーラの泉で江原さんも話していたのですが、
これもまた自分を見つめなおす手法の一つです。

「会社に行きたくないな~」とか、何かもやもやする感じが胸の奥にある人なんかは
是非とも一度フォーカシングと内観に関して調べてみてはいかがですか?

おっとと・・・この本は、4コママンガでの解説もついているので解かりやすいと
思ったのですが、そんなに解かりやすい本ではありません。
興味がある方は、まず、内観から始める事をお勧めします。内観の方法は
Internetで調べるとかなりありますので、まず自分で内観を試してみる。
その後、この本を読んでみる、そして、フォーカシング協会で体験してみる。
こんな流れをお勧めします。憶えておいてそんは無いスキルです。

また



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