『ゆるすということ』 ~ ジェラルド・G・ジャンポルスキー ~ [「フリー」]
ゆるすということ ・・・ もう過去にはとらわれない。
さて、今日は『ゆるすということ』をご紹介します。
基本的には外国の著書を翻訳した本は、文化の違いなのか理解しにくい所がありますが、
この本も、例外ではありません。全147ページなのですが、前置きの長さなのか、
タイトルから期待される割には、心にドスンと響きません・・・・私だけなのでしょうか?
最終章にゆるす為のステップがあります。やはりここが基本なのではないでしょうか?
この原則を先に記述した方が、本文の内容に共鳴出来ると思います。
・心を開き、「ゆるしについて、もっと違う見方が出来るかもしれないと考える」
・「人間は単なる肉体ではなくスピリチュアルな存在で、肉体は仮の宿だ」と考える
・「生命と愛は同じもので、永遠かもしれない」と思いをめぐらす
・「自分を哀れんでも無意味だ」と知る
・「あら探しは無意味だ」と知る
・「正しさ」より「幸せ」を選らぶ
・被害者としてふるまうのをやめる
・心の安らぎだけを、目標にする
・出会う人みんなを、ゆるしを教えてくれる教師とみなす
・「恨みつづけたり、絶対にゆるさないと決めつけると自分が苦しいだけだ」と知る
・いま、この瞬間の心を苦しみは、自分自身の思いが生み出してると認める
・「心に浮かべる思いは、自分で選べる」と信じる
まだまだ続きます。
さてこれらの最終章のステップを読んでから、本文を読み直すと、「なるほど」と納得し
読むことが出来ます。この中で印象に残っているのは、「正しさ」より「幸せ」を選ぶと
言う所で、この「正しさ」っと言うのは、時にはやっかいな物ですよね~。
正しさと言うより正義感とした方がイメージがわくかもしれませんが、この正義感は
時として、衝突を生んでしまうのではないでしょうか?
これらに関しては斉藤一人さんの考え方が好きです。
「正しい」「正しくない」や「善悪」で判断するのでは無く、どちらが「楽しい」のかで
判断すれば、衝突なんか起きないのでは?この考えって素敵じゃないですか?
この『ゆるすということ』でも、「正しい」「幸せ」で判断するのですよと言ってます。
結論としては、かなりレベルの高い(難解?)な本なので、
これらの自己啓発書の本初心者にはあまりお勧め致しません。
タイトルの解かりやすさのわりには、難しいので心して読んでみて下さい。
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