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『旅籠屋 孤軍奮闘中』 ~甲斐真~ [「素敵な会社の物語」]

アメリカのMOTELを日本に! 自由なライフスタイル提案を目指し中年で起業!!
偏見、無理解、先例主義と戦い続けて13年 年内には20店舗を超え、念願の全国制覇へ・・・
ベンチャー企業の志、存在意義とは何か!


旅籠屋孤軍奮闘中!

旅籠屋孤軍奮闘中!

  • 作者: 甲斐 真
  • 出版社/メーカー: 創英社/三省堂書店
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本



<著者のご紹介>
 
 甲斐真(かい まこと)
 1952年生まれ。 1978年、26歳で大学を卒業して
 日本ホームズ(竹中工務店の子会社、高級戸建て住宅メーカー)に入社、
 提携住宅ローン・広報宣伝・商品企画などに従事。
 1988年からは「TRON電脳住宅研究会」の事務局員を兼務。
 1990年に同社を退社して(株)ATCに入社、「千葉トロン電脳都市研究会」の首席事務局員を務める。
 1992年に同社を退職し、廃棄物の処理と資源化のコンサルティング会社(株)プランドに入社。
 1994年に退社して、(株)旅籠屋本店(その後、商号変更により、現在は旅籠屋)を設立。


<この本との出会い>

 かなり昔、義弟にこんな素敵なビジネスがあるんですよ~と紹介され、ちょくちょく旅籠屋さんの
 HomePageを拝見させて頂いておりました。 すると、甲斐社長が本を出されたとのことで、
 これは読まねばならぬと思い購入しました。





<本文からご紹介>

 気がついたら「ベンチャー経営者」 

 日本にはありそうでなかったアメリカンスタイルのロードサイドホテル。マイカー旅行者が誰でも気軽に泊まれる素泊まりの汎用ロードサイドホテルチェーン。当社の事業の説明はこれで十分。新技術とも無縁だし、時代の先端を走るニュービジネスというイメージでもない。実際1995年に1号「ファミリーロッジ旅籠屋・鬼怒川店」という客室16室のミニホテルを開業し、私自信が住み込みの支配人を務めていたときは文字通り「旅籠屋の主人」という自称がぴったりの地味で小さな事業だった。3年後、当初の計画通りチェーン展開を決意し、東京に戻って本社オフィスを開設したが、資金も実績もなく、いつまで経っても2号店の見通しは立たなかった。「利用者にはほんとうに歓迎されているし、巨大な潜在需要も確信できたから、少しずつ店を増やしていければ良い」と考え、ひとり「一灯照隅」などと呟いていた。
 そんな事業に転機を与えてくれたのが、生命保険会社の営業マンの「未上場会社でも公募増資で多額の資金を集められるグリーンシート市場を知ってますか?」という言葉だった。万策尽きかけていたこともあり、ダメもとで事業説明に出かけたのだが、その場で事が決まり、1ヶ月後には公認会計士の会計監査を受け、2ヶ月後には個人投資家向けの説明会を開き、3ヶ月後には資本金が1億円近く増えていた。ストリートミュージシャンがいきなり小ホールの舞台に招かれ、スポットライトを浴びてしまったという感じ。気がついたら「ベンチャー経営者」の末席に加えられていた。






 「旅籠屋」さんって知ってますか? 
 現在関東地方を中心に約26店舗の展開を行っている、ロードサイドホテルなんです。
 親子4人で1室15000円、マイカーで移動して、その地域をのんびり回る、あくまでも素泊まりなので、
 旅館などに泊るより安く上がるし、食事は近くの名物料理を食べるもよし、自由な旅を楽しむための、
 そんな素敵なコンセプトなんですよね~。
 この本はそんなロードサイドホテル「旅籠屋」を立ち上げた、甲斐社長の戦いの歴史や
 人間味あふれる思い(愚痴もあります)が盛りだくさんのビジネス書です。
 実はこのロードサイドホテルに共感して、ちょっとした提案を「旅籠屋」さんにメールしてみたことがあります。
 その時も親切な返信を頂き、ますますこの会社や甲斐社長が好きになりました。
 「旅籠屋」さんは現在、関東地方中心での展開になってますが、きっと近い将来全国展開を成し遂げる
 はずです。長い休みを取り、全国をマイカーでのんびり日本一周する、そんな時代も訪れます、
 その時には、全国の宿の予約を一括で取れる「旅籠屋」さんの重要はますます上がるのでないでしょうか。
 みなさまの近くに「旅籠屋」さんがあるのであれば、是非ともご利用してみてはいかがでしょうか?
 また、日本証券業協会のグリーンシートにも上場しているので、株購入での応援なんてのも
 いいかもしれませんね。

 旅籠屋さんのHomePageはこちらです。 → 素泊まりのロードサイドホテル旅籠屋


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