『「聞く技術」が人を動かす』① ~伊東明~ [伊東明]
今日は、伊東明さんの「聞く技術」が人を動かすです。
サブタイトルは”ビジネス・人間関係を制す最終兵器”です。
さて、本文から何点かご紹介します。
1章 会話を豊かにする基本テクニック
(1)話を広げる、狭める
人にものを聞いたり、何かを尋ねるとき、質問の仕方には「オープンクエスチョン」
と「クローズドクエスチョン」の二つがある。例をみてみよう。
●オープンクエスチョン
「好きな果物はなんですか?」 → 「リンゴ」や「みかん」、「ブドウ」など、
さまざまな答え方が出来る。
●クローズドクエスチョン
「リンゴは好きですか?」 → 「はい」か「いいえ」と言う答えになる。
「君はラーメンとカレーどっちが食べたい?」 → 「ラーメン」か「カレー」と言う答えになる。
~ 中略 ~
これらの、「オープン」と「クローズド」は、状況・質問の内容・予期される回答などに
よって、臨機応援に使い分ける事が大切だ。
2章 信頼を勝ち取る心理テクニック
(1)相づち
まずはレパートリーを増やそう
結論から言ってしまおう
▼”聞き上手”は”相づち上手”
である、聞き上手といわれる人をよく観察してみると、相づちを打つだけで相手に
どんどんしゃべらせ、話題を引き出していることにきづくだろう。たとえば、こんなセリフだ。
「ほう」「ええ」「へえ」「ふーん」「そう?」「あら!」「おや!」「はいはい」「ふむふむ」
「ふーむ」「なるほどね」「そうなんですか」「そうなんだ」「そうですね」
このように相づちには数多くのバリエーションがある。聞き上手は人ほど、これらを
じつに臨機応変に使い分けている。
3章 相手の無意識に訴える身体テクニック
(3)ミラーリング
相手の表情をコピーすることで信頼感が生まれる
「ミラーリング」は、言葉のとおり、相手の鏡のように振舞う技術のことだ。
~(中略)~
ミラーリングは相手のしぐさやポーズ、顔の表情までもまるごと真似るテクニックで
ある。例えば次のようなポイントでミラーリングをしたい。
▼相手が笑顔なら聞き手も笑顔に
▼相手が悲しそうなら、聞き手も悲しそうな表情に
どうでしょうか?かなり要点だけを切り抜いた感じなので、うまく伝わるかどうか
気になりますが・・・・(気になる方は、是非とも本を読んでみてください。)
残りは、4章、5章、6章があり、4~6章は実践編です。聞きにくい話の聞き方や
性別の違う人からの話の聞き方、つまらない話の聞き方などです。きっと明日続きを
書きます。たぶん・・・
それでは、1章の”会話を豊かにする豊かにするテクニック”ですが・・・
これは大切ですね・・・以前、聞いた産業医のメンタルヘルスの話では、
部下や後輩への声かけが大切で、毎日でも後輩に「調子はどう?」と聞くのが
重要です。みたいな話がありました。確かに私も、話かけたリストをつくり、
部下へ話かけたかをチェックし、数日話かけていない場合は、そばに行って
話かけたりしていました。しかし、このオープンクエスチョンとクローズクエスチョンを
うまく使い分けていなかったので、話が膨らまないし、手ごたえを感じる事が
出来ませんでした・・・。ここは「調子はどう?」系を毎日繰り返すのでなく、
時にはクローズクエスチョンで、「休日は何か楽しいことあった?」とかを
挟むことにより。「調子はどう?」でも、何らかの反応を受ける事が出来るんですね。
しかし、このコーチングとメンタルヘルスって、似たようで、似てなくて、
相反する事でもあるけど、偏った知識では、どちらもうまく使いこなせませんね・・・。
やはり、両方を勉強することにより、臨機応変な対応が出来るんでしょうね。
続いて、2章の”信頼を勝ち取る心理テクニック”からは、相づちです。
これって簡単なようで、簡単じゃないんですよね・・・結構難しい。
うまく、相づちが打てている気がしても、「ちゃんと聞いてるの~?」何て言われる時も
あり、「RONRONはいつもちゃんと聞いてくれるよね」何て、褒められる時もあります。
(私の実験の場は、飲み屋のお姉さま達なのですが・・・)
この違いが、自分でも良く解かりませんでした。お姉さま達のご機嫌なのかと、
勝手に解釈していましたが、この2章と3章を組み合わせる事で、きっと褒められる日が
増える事と思います。相づちもバリエーションが豊富なんですね。
ん~さっそくこれらのバリエーションを練習し、飲み屋で実践してみなければ・・・
最後の3章”相手の無意識に訴える身体テクニック”からは、何と言っても、
「ミラーリング」でしょう。以前、格闘家の須藤元気さんが、グータンヌーボに出演し、
優香をデートに誘うテクニックやらで、須藤元気がミラーリングを行ってました。
優香さんの動きに合わせて、同じ動きを須藤元気さんがするのですが、優香さんは
なぜだか大爆笑でした・・・。(まあ、ちょっとやりすぎでしたが・・・)
話を聞くのに大切なのは、「言葉とジェスチャー」で、「相づち」には「うなづき」、話の「共感」に
合わせて、この「ミラーリング」ですね。これらをちゃんと同期を取る事で、「聞く技術」は
より高いレベルに上がるのであろう。
日々勉強ですね。私の経験で言えるのは、聞く技術があがると、誰と話ても楽しく
なりますよ。話して楽しい人が増えると、友達も増えるし、さらに交友関係も増えて
行きます。これが循環してどんどん人生が楽しくなる。ただ、話すだけの人では、
そうは行きませんし、単純に聞くだけでも駄目だと思いますよ・・・
メンタルヘルスでは、「聞く」と「聴く」の違いが大切だと言うように(傾聴の事ですね)、
話しを上手に聴けるようになりましょう。さあ、皆さんも聴き上手を目指しましょうね。
今日もお付き合い有難う御座います。最近本当に沢山方からアクセスを
頂いております。とても感謝致します。やる気も出てきますね~。
ん~ツイてる!ツイてる! ありがとうございます。
また
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