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『「聞く技術」が人を動かす』② ~伊東明~ [伊東明]

前回の続きです。


「聞く技術」が人を動かす―ビジネス・人間関係を制す最終兵器 (知恵の森文庫)








4章以降の実践編から紹介します。
ちなみに、前回の記事はこちら → 基本編へ


 4章 相手が聞きにくい・自分が聞きにくい話をどう聞く? 
  
 (2)意見、アイディア
     意見が出ないのは、「採点・評価」されるのが怖いから
     ~(中略)~
     意見が出ない会議ほどムダなものはない。それは、活発な意見が出るのを妨げ
     誰も口を開く事ができないような聞き方をしているからだ。
     ×「誰か意見はないのかね?」
     ×「意見がある者は言ってみろ」
     ×「なにかアイディアはないのか?」
     などの聞き方がそうだ。ただでさえ目上の立場の人間にはものを言いにくい。
     そのうえ、まるで責めるような口調で、
     ×「なんでもいいから言ってみろ」
     と聞かれたら、聞かれたほうは威圧感を感じる。
     ~(中略)~
     「やわらかく」強制する。
     だれも口を開かないときには、会議の進行役を務める人物が、個別に意見を聞いて
     いくと意見が出やすくなる。
     ◎「じゃあ、ひとりひとつずつ、意見を言ってもらおうかな」
     と言う具合に聞いていけば、遠慮してしまっておいたアイディアであっても、発表せざる
     をえないからだ。
     ~(後略)~
 
 5章 性別・年齢・性格のちがう人の話をどう聞く?
  (1)女性
     男女の会話スタイルは根本的にちがう
     同姓どうしの時にはスムーズに会話が弾むのに、異性を相手にすると話が
     盛り上がらなかったり、相手の気を損ねてしまったり、ときには傷つけてしまう
     こともある。
     会話のスタイルは大きく分けて、「男性型会話」と「女性型会話」の二つがある。 
     男性には男性特有の会話スタイルがあり、女性には女性の会話スタイルが
     あるのだ。
     会話スタイルがちがうから、すれ違いが起こるのは当然のことだといえる。
     だからこそ、男性が女性にものを言うとき、話を聞くときには、「女性型会話
     スタイル」を尊重してあげることがキーポイントになる。

 6章 あくびが出そうな話・耳障りな話をどう聞く?
  (3)愚痴
    当人だって愚痴の詮なさはわかっている。
    辛辣な批判や、呪詛の言葉を何時間にもわたって垂れ流されては、
    聞くほうは参ってしまうが、「ちょっといやなことがあった」ぐらいの愚痴で
    あれば、どんどん聞いてあげたほうが相手のためになる。
    愚痴を言う事で心の中にたまってしまったネガティブな感情を放出し、
    スッキリした気持ちになれるからだ。
    


  さて実践編から、何点かご紹介いたしました。
  まずは”4章 相手が聞きにくい・自分が聞きにくい話をどう聞く?”ですが、
  ここからは、”意見・アイディア”を紹介しました。
  人数が多い会議になればなるほど、意見アイディアは出づらくなりますね・・・たしかに
  ここでは、ひとりひとりに意見を聞いて見る例が記述されてました。
  たしかに、以前、この手法をつかったら、意外に皆から意見やアイディアが出た
  経験があります。とっかかりとしては、とても有効な手法です。おすすめします。
  この本の中では、さらなるテクニックとして、”ハードルを下げてみる”
  ”絞込み、深める”までが紹介されてます。ここまでうまく実践できれば、
  会議はより有意義な会議になるでしょう。
  ※実は出席者も、意見が出ない、出しづらい会議だと、不満が蓄積されて
  いくもんですよね~。 
  
  続いて、”5章 性別・年齢・性格のちがう人の話をどう聞く?”ですが、
  この章からは、”女性”を取り上げてみました。これは難しいですよね~。
  昨今、セクハラやパワハラなどが世間を騒がせている状況で、管理職の
  人たちはとても、ナイーブになっていると思います。どうも、男と言うものは
  女性に対して、何かと意見をしていまう所というか、本能というか、そういう
  たぐいのものが、根本にはありますね。やはり、女性に対しては、意見を
  するのではなく、共感してあげる事が大切だと言う事です。
  共感って恋人同士だけかとも思ってましたが、仕事の場でも女性に対しては
  共感が必要なんですね・・・。ん~まだまだ勉強ですね・・・いやいや実践ですね。
 
  最後は、”6章 あくびが出そうな話・耳障りな話をどう聞く?”です。
  ここからは、やはり圧倒的に多い、”愚痴”を取り上げてみました。
  どうやら、愚痴に関しては、相手がスッキリするなら、うまく聞いてあげましょうが
  伊東さんの見解ですね。私の経験では、環境さえ整える事が出来れば、
  愚痴も減らす事が出来ると思うのですよ。以前、会社の後輩達や他の会社の
  後輩達とよく飲みに行っていた時に、飲み屋のお兄ちゃんから、こう言われた
  ことがあります。「お兄さん達は、いつも楽しそうですね~。この近辺は
  圧倒的にサラリーマンが多く、他のお客さんは皆飲むと愚痴ばかりなんです。
  お兄さんたちのグループだけ、殆ど愚痴ってることなく、いつも楽しく飲んでますよね~。」
  それまで、あまり気にしては無かったのですが、そう言われ振り返ってみると、
  たしかに、殆ど愚痴は話してない事に気づきました。別に問題が無い訳では
  ないのですが、我々が集まった時には、基本的に愚痴るような話題でも、楽しく解釈
  しちゃおうみたいな雰囲気がありましたね~。本気の相談毎や愚痴る時は、少人数で
  別の店に行ってましたが・・・愚痴をうまく聞いてあげることも当然必要ですが、
  愚痴も楽しくしてあげれるような、雰囲気づくりも重要ですね。
  皆さんも、雰囲気づくりしてみませんか?

 さあ今日もお付き合い有難う御座います。
 ん~ツイてる!ツイてる! 読んでくれて、ありがとうございます。

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