『神様のカルテ2』 ~夏川草介~ [「小説」]
医師の話ではない。 人間の話をしているのだ。
36万人に愛された感動のベストセラー、待望の新章!
あの「一止(いちと)とハルさん」に、また会える。
第1弾『神様のカルテ』映画化! 2011年全国東宝系にて
出演 櫻井翔 宮崎あおい
<著者のプロフィール>
夏川草介(なつかわ そうすけ)
1978年大阪府生まれ。
信州大学医学部卒。
長野県の病院にて地域医療に従事。
2009年『神様のカルテ』で第十回小学館小説賞を受賞し、
同作は2010年本屋大賞第2位。
36万部を突破するベストセラーとなっている。
<その他の著書>
『神様のカルテ』
<著者のHomePage等>
なし
<この本との出会い>
神様のカルテの続編が出版されたのを知人に教えてもらい購入しました。
<本の構成>
プロローグ
第1話 紅梅記
第2話 桜の咲く町で
第3話 花桃の季節
第4話 花水木
エピローグ
ページ数 317ページ
読書時間 2時間
<以前紹介した著書>
『神様のカルテ』
<関連動画>
なし
<関連記事>
映画『神様のカルテ』公式サイト
<本文からのご紹介>
信州・本庄病院で働く栗原一止のもとに
学生時代の友人・進藤辰也が東京から赴任して来た。
が、かつて「医学部の良心」と呼ばれた辰也は
すっかり様変わりしており、一止はとまどう。
一止の悩む姿に、妻のハルは心を痛めるが…。
そんな折、本庄病院に激震が走った。
神様のカルテ2、公式サイトより抜粋
前作の『神様のカルテ』では感動させて頂きました。
そして期待に胸を膨らませ、今作『神様のカルテ2』を読ませて頂きました。
軽い気持ちで読み始めましたが、息つく間もなく一気読みです。
前作でも取り上げていましたが、今回のど真ん中のテーマは医療問題です。
医療問題と言うよりも医師の仕事環境の問題と言った方が良いかもしれません。
患者さんに真剣に向かうことが善なのかもしれませんが、その背景には
家庭や自身の健康を度外視し、取り組まなければならない環境がそこにはあります。
それぞれの医師がまさしく命を削って戦っている職場なのです。
我々はその背景に気がついていないのかもしれません。
そんなテーマを投げつけられた気がします。
あまり詳しく書くと本文に触れなければならないので書きませんが、
そんな過酷な労働環境に戸惑いながらも、真剣に闘い続ける主人公の栗原一止。
今回も、この一止の振る舞いから目が離せません。
前作の『神様のカルテ』映画化決定ですね~。しかも主人公の栗原一止を櫻井翔。
ハルさん役を宮崎あおい。とても素敵な配役だと思います。
その他にも、要潤、吉瀬美智子、原田泰造、西岡徳馬、池脇千鶴、加賀まりこ
柄本明と個性的な出演陣です。誰がどの役なのか想像してみると楽しいのかも
しれません。
みもさん TBMさん Simpleさん
niceありがとうございます^^
by RONRON (2010-10-31 17:07)