『ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社』 ~坂本光司~ [坂本光司]
日本中から顧客が追いかけてくる8つの物語
どうしても人に教えたくなるちっちゃい8社のストーリー
<著者のプロフィール>
坂本光司(さかもと こうじ)
法政大学大学院政策創造研究科教授。
法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長。
1947年、静岡県生まれ。
法政大学、福井県立大学、静岡文化芸術大学教授を経て、
2008年より法政大学大学院政策創造研究科教授、
法政大学大学院イノベーション・マネージメント研究科(MBA)
兼担当教授、NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事長。
他にも、国、県、市などの公職多数。
専門は中小企業経営論、地域経済論、産業論。
視察研究企業は6300社を超える。
<その他の著書>
『日本でいちばん大切にしたい会社』
『日本でいちばん大切にしたい会社2』
『なぜこの会社はモチベーションが高いのか』
<著者のHomePage等>
法政大学院政策創造研究科 坂本光司研究室
<この本との出会い>
坂本先生の著書の紹介は、日本で一番大切にしたい会社2に続き4作目です。
<本の構成>
プロローグ
第一章 小ざさ(東京・吉祥寺)
なぜ40年以上、早朝から行列がとぎれないのか?
第二章 ハッピーおがわ(広島・呉)
自ら末期がんになっても
本当に困っている人に「なくてはならないもの」を届けたい
第三章 丸吉日新堂印刷(北海道・札幌市)
障がいのある人が目を輝かせて納品にくる「点字付きペットボトル再生名刺」で、
1枚につき1円を日本盲導犬協会などに寄付する仕組みを開発
第四章 板室温泉大黒屋(栃木・那須塩原)
リピーター率73%! 450年以上続く旅館に現代アートを取り入れ
”人生の最期に「もう一度行きたい」と思われる宿”に
第五章 あらき(熊本・城南)
店を売る覚悟をした数年前から、世界が認めた「ワインが語りかけてくる」酒屋へ
第六章 高齢社(東京・秋葉原)
持病のパーキンソン病に負けず、「高齢者に働く生きがい」を届けたい
第七章 辻谷工業(埼玉・志木)
商店街の小さな工場で生まれる「世界一の魔法の砲丸」と職人魂
第八章 キシ・エンジニアリング(島根・出雲)
「脳障がいの愛娘を掬いたい」の一心で、世界から評価される福祉機器をつくる
エピローグ
ページ数 257ページ
読書時間 2時間
<以前紹介した著書>
『日本でいちばん大切にしたい会社2』
http://ronron2008.blog.so-net.ne.jp/2010-03-14
『なぜこの会社はモチベーションが高いのか』
http://ronron2008.blog.so-net.ne.jp/2010-02-07
『日本でいちばん大切にしたい会社』
http://ronron2008.blog.so-net.ne.jp/2008-08-13
<関連動画>
笑ってコラえて!で紹介された高反発マット「ハッピーそよかぜ」
北京五輪 国産の砲丸(2008/07/30)
<関連記事>
なし
<本文からのご紹介>
◆末期がんに冒されながらも、本当に困っている人たちを救いたい
次の「ハッピーおがわ」は、もともと広島県呉市で有名な老舗の呉服屋でした。
豪華な結婚衣装を年に何回か扱えばやっていけるようなお店でしたが、180度転換して、
いまは福祉衣服や寝具をつくっています。
寝たきりの人や、体の不自由なお年寄りがラクに着られて、しかもオシャレで外に着て
いけるような服。指に力がなくなった人でも簡単に脱ぎ着ができる服。お年寄りがお漏ら
ししなくてすむように、ホックを一つ外すだけで脱げるズボン…。寝たきりでひどい褥瘡に
悩まされている人のためには、新しい素材のマットレスも開発しました。
どれもが本当に困っている人のために役立ち、苦しみを和らげ、そして自尊心を守って
あげることのできる製品ばかりです。
きっかけは、小川意房社長の祖父母が寝たきりになってしまったことでした。
そして採算度外視で大きな借金を背負いながらも、一人の困っている子ども、困っている
お年寄りのために、本当に苦労を重ねて愛情あふれる数々の製品を開発してきたのです。
社長自身が末期がんに冒されながらも、世のため人のために懸命に努力している姿、
熱意は人の心を動かします。
製品の開発には、大学教授や大企業の技術者などをはじめ、多くの人が献身的な支援を
してくれました。経営のピンチに陥ったときには、私財をなげうってくれた人もいました。
経営はいまも決してラクではありません。しかし、心に強く響く経営の重要性や、愛の経営は
決して滅びないことを、この会社は十分すぎるほど、私たちに教えてくれるのです。
『ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社』 P6~P7より
坂本先生の本は、前作の大切にしたい会社、誇りにしたい会社など、すべて中小企業を中心に
取り上げられていますが、今回は、世界一誇りにしたい会社でさらに社員が30人以下の
まさにちっちゃい会社です。しかし、ちっちゃいけれど、世界に誇れる凄い会社ばかりです。
幻のようかんの「小ざさ」は障がい者雇用にも力を入れております。
本文から取り上げた「ハッピーおがわ」は、まさに採算度外視で、障がい者のために、
福祉衣服を作成しております。
「丸吉日新堂印刷」は再生名刺で福祉団体への寄付と、点字加工作業は福祉施設に依頼してます。
「高齢社」は退職後のまさに高齢者のために仕事をあっせんする人材派遣業者です。
「キシ・エンジニアリング」は脳障がいを改善するための呼吸トレーナーなどの、福祉医療機器を
取り扱っております。どれもこれも、障害がい者や、高齢者・老人のために、ちっちゃいけれど
真剣にそしてやさしく取り組んでいる姿が素敵ですね~。
坂本で先生は独自の取材力により、『日本でいちばん大切にしたい会社』から数々の素敵な会社を
取り上げてきていますが、まだまだ日本には素敵な会社があるんですね~。
そんな素敵な会社を是非とも応援して行きたいと思います。
エコ名刺のご注文はこちらです「丸吉日新堂印刷」
http://www.nissindou.co.jp/
どうしても人に教えたくなるちっちゃい8社のストーリー
<著者のプロフィール>
坂本光司(さかもと こうじ)
法政大学大学院政策創造研究科教授。
法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長。
1947年、静岡県生まれ。
法政大学、福井県立大学、静岡文化芸術大学教授を経て、
2008年より法政大学大学院政策創造研究科教授、
法政大学大学院イノベーション・マネージメント研究科(MBA)
兼担当教授、NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事長。
他にも、国、県、市などの公職多数。
専門は中小企業経営論、地域経済論、産業論。
視察研究企業は6300社を超える。
<その他の著書>
『日本でいちばん大切にしたい会社』
『日本でいちばん大切にしたい会社2』
『なぜこの会社はモチベーションが高いのか』
<著者のHomePage等>
法政大学院政策創造研究科 坂本光司研究室
<この本との出会い>
坂本先生の著書の紹介は、日本で一番大切にしたい会社2に続き4作目です。
<本の構成>
プロローグ
第一章 小ざさ(東京・吉祥寺)
なぜ40年以上、早朝から行列がとぎれないのか?
第二章 ハッピーおがわ(広島・呉)
自ら末期がんになっても
本当に困っている人に「なくてはならないもの」を届けたい
第三章 丸吉日新堂印刷(北海道・札幌市)
障がいのある人が目を輝かせて納品にくる「点字付きペットボトル再生名刺」で、
1枚につき1円を日本盲導犬協会などに寄付する仕組みを開発
第四章 板室温泉大黒屋(栃木・那須塩原)
リピーター率73%! 450年以上続く旅館に現代アートを取り入れ
”人生の最期に「もう一度行きたい」と思われる宿”に
第五章 あらき(熊本・城南)
店を売る覚悟をした数年前から、世界が認めた「ワインが語りかけてくる」酒屋へ
第六章 高齢社(東京・秋葉原)
持病のパーキンソン病に負けず、「高齢者に働く生きがい」を届けたい
第七章 辻谷工業(埼玉・志木)
商店街の小さな工場で生まれる「世界一の魔法の砲丸」と職人魂
第八章 キシ・エンジニアリング(島根・出雲)
「脳障がいの愛娘を掬いたい」の一心で、世界から評価される福祉機器をつくる
エピローグ
ページ数 257ページ
読書時間 2時間
<以前紹介した著書>
『日本でいちばん大切にしたい会社2』
http://ronron2008.blog.so-net.ne.jp/2010-03-14
『なぜこの会社はモチベーションが高いのか』
http://ronron2008.blog.so-net.ne.jp/2010-02-07
『日本でいちばん大切にしたい会社』
http://ronron2008.blog.so-net.ne.jp/2008-08-13
<関連動画>
笑ってコラえて!で紹介された高反発マット「ハッピーそよかぜ」
北京五輪 国産の砲丸(2008/07/30)
<関連記事>
なし
<本文からのご紹介>
◆末期がんに冒されながらも、本当に困っている人たちを救いたい
次の「ハッピーおがわ」は、もともと広島県呉市で有名な老舗の呉服屋でした。
豪華な結婚衣装を年に何回か扱えばやっていけるようなお店でしたが、180度転換して、
いまは福祉衣服や寝具をつくっています。
寝たきりの人や、体の不自由なお年寄りがラクに着られて、しかもオシャレで外に着て
いけるような服。指に力がなくなった人でも簡単に脱ぎ着ができる服。お年寄りがお漏ら
ししなくてすむように、ホックを一つ外すだけで脱げるズボン…。寝たきりでひどい褥瘡に
悩まされている人のためには、新しい素材のマットレスも開発しました。
どれもが本当に困っている人のために役立ち、苦しみを和らげ、そして自尊心を守って
あげることのできる製品ばかりです。
きっかけは、小川意房社長の祖父母が寝たきりになってしまったことでした。
そして採算度外視で大きな借金を背負いながらも、一人の困っている子ども、困っている
お年寄りのために、本当に苦労を重ねて愛情あふれる数々の製品を開発してきたのです。
社長自身が末期がんに冒されながらも、世のため人のために懸命に努力している姿、
熱意は人の心を動かします。
製品の開発には、大学教授や大企業の技術者などをはじめ、多くの人が献身的な支援を
してくれました。経営のピンチに陥ったときには、私財をなげうってくれた人もいました。
経営はいまも決してラクではありません。しかし、心に強く響く経営の重要性や、愛の経営は
決して滅びないことを、この会社は十分すぎるほど、私たちに教えてくれるのです。
『ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社』 P6~P7より
坂本先生の本は、前作の大切にしたい会社、誇りにしたい会社など、すべて中小企業を中心に
取り上げられていますが、今回は、世界一誇りにしたい会社でさらに社員が30人以下の
まさにちっちゃい会社です。しかし、ちっちゃいけれど、世界に誇れる凄い会社ばかりです。
幻のようかんの「小ざさ」は障がい者雇用にも力を入れております。
本文から取り上げた「ハッピーおがわ」は、まさに採算度外視で、障がい者のために、
福祉衣服を作成しております。
「丸吉日新堂印刷」は再生名刺で福祉団体への寄付と、点字加工作業は福祉施設に依頼してます。
「高齢社」は退職後のまさに高齢者のために仕事をあっせんする人材派遣業者です。
「キシ・エンジニアリング」は脳障がいを改善するための呼吸トレーナーなどの、福祉医療機器を
取り扱っております。どれもこれも、障害がい者や、高齢者・老人のために、ちっちゃいけれど
真剣にそしてやさしく取り組んでいる姿が素敵ですね~。
坂本で先生は独自の取材力により、『日本でいちばん大切にしたい会社』から数々の素敵な会社を
取り上げてきていますが、まだまだ日本には素敵な会社があるんですね~。
そんな素敵な会社を是非とも応援して行きたいと思います。
エコ名刺のご注文はこちらです「丸吉日新堂印刷」
http://www.nissindou.co.jp/
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,500 円
musemistyさん
Simpleさん
hetianさん
niceありがとうございます^^
by RONRON (2010-06-04 23:31)