『10人の法則』感謝と恩返しと少しの勇気 ~西田文郎~ [西田文郎]
すごい自分が出れくる出てくる! メンタル指導の達人が教える異次元の自分を呼び起こす方法
北京五輪ソフトボールチーム 金メダルの陰にこの法則あり!
<著者のご紹介>
著者のご紹介は以前の記事をご覧下さい。 → 『No1理論』
<この本との出会い>
読書のすすめのメルマガでのご紹介
さらに、アマゾンのお勧め本でのご紹介です。
これは読まねばならぬ・・・
<本文のご紹介>
あとがきより・・・
北京五輪の開催前、ソフトボールで日本が優勝することを予想した人は、ほとんどいなかったはずです。アメリカという不動のチャンピオンがいたからです。一次リーグを突破したときも、アメリカに次ぐ2位でした。内容は得点53、失点1のアメリカに対し、日本の得点は23、失点13と、歴然たる実力の差がありました。日本チームの優勝を信じていたのは、選手を除けば、広い日本にただ1人だったかもしれません。
その私も、準決勝でアメリカに1-4で敗れたときには、それまで会う人ごとに、「金メダルは日本。私が保証します」と断言していた確信が、正直申しますとほんの一瞬グラつきました。おそらく日本人の誰もが、「やはりアメリカは強い。せめて銀メダルと思ったに違いありません。
しかし、選手たちは違います。最後まで「絶対に金を獲る」という信念を持ち続けました。また、それを持ち続けなければ、絶対に勝てませんでした。
圧倒的に不利な条件の中で、選手たちはなぜ、そんな信念を持ち続けられたのでしょうか。単なるイメージトレーニングや自己暗示では不可能です。じつは彼女たちには優勝という「目標」だけでなく、ある「目的」があったからです。
彼女たちには、北京五輪を最後に競技種目から外れてしまうソフトボールを、オリンピックの正式種目として、もう一度復活させたいという大きな目的がありました。オリンピックにソフトボールを復活させ、いまソフトボールを楽しんでいる多くの子供たち、ソフトボールに励む人々に夢を与えたい、そのためには、常勝アメリカチームを打ち破って、金メダルを奪うことがぜひとも必要だ。これが彼女たちの思いでした。
ソフトボールを種目から外すに際しては、「アメリカばかりが優勝するこの競技は、世界的なスポーツとは認められない」という、組織委員会の判断があったといわれます。その決定をくつがえすための第一歩は、自分たちの首に金メダルをかけてもらうことだ。選手たちはそう信じたのです。
つまり、彼女たちが目指したのは、「金メダル」という目標だけではありません。その目標の向こうに、「ソフトボールを五輪種目として復活させ、子供たちに夢を与える」という目的―自分を超えた「志」があったのです。
1年半前にソフトボール日本代表チームのメンタル指導に入った私が、いちばん強く訴えたのもそこでした。
・・・(後略)
素敵な本です。今の私の迷いにぴったりでした。
北京五輪のソフトボールチームのメンタル指導を行った西田先生、北京五輪の決勝で優勝した時に、マウンドに集まり、No1ポーズ(甲子園で優勝した時、駒大苫小牧が行った、指を1本空に向けるあのポーズ)を行った時、もしや、ソフトボールチームの指導にも、西田先生が絡んでいるのかな~なんて、涙で濡れながら漠然と感じていたのは、思った通りだったのですね~。感動をありがとうございます。
と、終わると、皆さんは北京五輪のソフトボールチームの話なんだ~と思ってしまうかもしれませんが、実は北京五輪のソフトボールチームの話は、最後の最後にちょっと触れるだけです。
この本は10人の法則に関する本で、内容はとても素敵な内容なんですよね~。
それよりなにより、この本は西田先生の教え子A氏に向かって書かれているのでないかと思うほど、A氏があちらこちらに登場します。 読み終えた感想としては、A氏いいな~ 西田先生に愛されているんだな~との印象がとても深く残りました。本来であれば、西田先生のこの時期に出す本であれば、北京五輪のソフトボールチーム中心でもよかったはずですが、あえて、西田先生の過去の失敗談を紹介し、A氏へ説教をしております。ここまで本気で叱って指導してもらえたらA氏はきっと気がつき、大きく成長すると思いますよね~。 ちょっぴりジェラシーを感じた一冊でした。
北京五輪ソフトボールチーム 金メダルの陰にこの法則あり!
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あとがきより・・・
北京五輪の開催前、ソフトボールで日本が優勝することを予想した人は、ほとんどいなかったはずです。アメリカという不動のチャンピオンがいたからです。一次リーグを突破したときも、アメリカに次ぐ2位でした。内容は得点53、失点1のアメリカに対し、日本の得点は23、失点13と、歴然たる実力の差がありました。日本チームの優勝を信じていたのは、選手を除けば、広い日本にただ1人だったかもしれません。
その私も、準決勝でアメリカに1-4で敗れたときには、それまで会う人ごとに、「金メダルは日本。私が保証します」と断言していた確信が、正直申しますとほんの一瞬グラつきました。おそらく日本人の誰もが、「やはりアメリカは強い。せめて銀メダルと思ったに違いありません。
しかし、選手たちは違います。最後まで「絶対に金を獲る」という信念を持ち続けました。また、それを持ち続けなければ、絶対に勝てませんでした。
圧倒的に不利な条件の中で、選手たちはなぜ、そんな信念を持ち続けられたのでしょうか。単なるイメージトレーニングや自己暗示では不可能です。じつは彼女たちには優勝という「目標」だけでなく、ある「目的」があったからです。
彼女たちには、北京五輪を最後に競技種目から外れてしまうソフトボールを、オリンピックの正式種目として、もう一度復活させたいという大きな目的がありました。オリンピックにソフトボールを復活させ、いまソフトボールを楽しんでいる多くの子供たち、ソフトボールに励む人々に夢を与えたい、そのためには、常勝アメリカチームを打ち破って、金メダルを奪うことがぜひとも必要だ。これが彼女たちの思いでした。
ソフトボールを種目から外すに際しては、「アメリカばかりが優勝するこの競技は、世界的なスポーツとは認められない」という、組織委員会の判断があったといわれます。その決定をくつがえすための第一歩は、自分たちの首に金メダルをかけてもらうことだ。選手たちはそう信じたのです。
つまり、彼女たちが目指したのは、「金メダル」という目標だけではありません。その目標の向こうに、「ソフトボールを五輪種目として復活させ、子供たちに夢を与える」という目的―自分を超えた「志」があったのです。
1年半前にソフトボール日本代表チームのメンタル指導に入った私が、いちばん強く訴えたのもそこでした。
・・・(後略)
素敵な本です。今の私の迷いにぴったりでした。
北京五輪のソフトボールチームのメンタル指導を行った西田先生、北京五輪の決勝で優勝した時に、マウンドに集まり、No1ポーズ(甲子園で優勝した時、駒大苫小牧が行った、指を1本空に向けるあのポーズ)を行った時、もしや、ソフトボールチームの指導にも、西田先生が絡んでいるのかな~なんて、涙で濡れながら漠然と感じていたのは、思った通りだったのですね~。感動をありがとうございます。
と、終わると、皆さんは北京五輪のソフトボールチームの話なんだ~と思ってしまうかもしれませんが、実は北京五輪のソフトボールチームの話は、最後の最後にちょっと触れるだけです。
この本は10人の法則に関する本で、内容はとても素敵な内容なんですよね~。
それよりなにより、この本は西田先生の教え子A氏に向かって書かれているのでないかと思うほど、A氏があちらこちらに登場します。 読み終えた感想としては、A氏いいな~ 西田先生に愛されているんだな~との印象がとても深く残りました。本来であれば、西田先生のこの時期に出す本であれば、北京五輪のソフトボールチーム中心でもよかったはずですが、あえて、西田先生の過去の失敗談を紹介し、A氏へ説教をしております。ここまで本気で叱って指導してもらえたらA氏はきっと気がつき、大きく成長すると思いますよね~。 ちょっぴりジェラシーを感じた一冊でした。
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- 価格: 1,575 円
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