SSブログ

『はきものをそろえる』 ~清水克衛~ [「読書のすすめ」]

多くの企業の研修や、学校の道徳で取り上げられている詩、『はきものをそろえる』。
足もとをみることは、自分を顧みること。 このかんたんな習慣が、たくさんの人の成功を生んでいる。


はきものをそろえる 世界一かんたんな成功法則

はきものをそろえる 世界一かんたんな成功法則

  • 作者: 清水 克衛
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2008/10/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



<著者のプロフィール>

 著者のプロフィールに関しては以前の記事を参照してください。 → カテゴリー読書のすすめへ



<この本との出会い>

 読書のすすめのメルマガで紹介されてました。 
 





<本文からご紹介>

 はきものをそろえて夢に近づく

 あなたの玄関はきれいですか?
 いきなり変なことを聞いてしまってごめんなさい。 でもこれにはワケがあります。
 ワケどころか、実はとても大きな意味、それもあなたを成功にみちびく秘密があります。

 まずは、次の詩をお読みください。


   「はきものをそろえる」

    はきものをそろえると 心もそろう
    心がそろうと はきものもそろう
    ぬぐときにそろえておくと
    はくときに心がみだれない
    だれかがみだしておいたら
    だまってそろえておいてあげよう
    そうすればきっと
    世界中の
    人の心もそろうでしょう。



 この詩は今、企業や学校などで多く読まれています。 社訓のように使われていたり
 そして本当に、「はきものがそろうと 心もそろう」という効果が出ているのです。
 荒れていた中学校が、下駄箱のはきものをきちんとそろえるよにしたら、学校中の汚れが減ってきたとか。
 覇気のない会社で、はきものをそろえる、を社訓にしたら、仕事の整理や伝達がスムーズにいくように
 なったとか。そんなたくさんの報告が、私のもとにも届いております。

 はきものをそろえることを習慣にすると、だんだん乱れていることが気になってくるのです。
 本当は、極端な話、はきものをそろえなくても、ゴミが落ちていても、別にかまわないはずなんです。
 それでもとりあえずは生きていけるんですから。
 だから自分ってなんてダメなんだろう、と思っている人や、威張っている人、自分はいつも上手くいかない、
 と思っている人は、ほとんどがはきものをそろえていません。

 たしかに、「もうどうでもいいや」とか、「いつも自分以外のヤツが悪いんだ」と言っているような人間が、
 しゃがみこんできちんとはきものをしりえている姿など、想像できないですよね。

 でも、それだけに、はきものをそろえる効果は大きいのです。要するに、「なげやり」や「傲慢」の逆の状態を
 形からつくっていくわけです。実践してみると、直観がするどくなったり、自分に必要な情報が目につくように
 なったり、本当に毎日、朝晩の気分がすっきりしてきます。

 さらなる理論的な説明は追々していくとしてまず何よりも、四の五の言わずに「はきものをそろえる」という
 「形」から入ってしまおう、ということを、あえてすすめたいのです。





 まさに世界一簡単な成功法則です。 『夢をかなえるゾウ』でガネーシャがまず最初に説いたのは「靴をみがく」
 でした。『竜退治の騎士になる方法』でも、騎士になるための条件は、「はきものをそろえる」でした。
 さて、この本では、主人公の俊男君が、江戸時代にタイムスリップするところから始まります。
 その江戸時代で出会う人との出来事を通しさまざまなことを学び、そして現代に戻ります。
 現代では、それらの学びが生かされ、人生がガラリと変わると言う内容です。はたしてその学びとは?
 本の後半では、「はきものをそろえる」効果とその意味について、語られています。 いつもの清水節炸裂かと
 思いましたが、とても淡々と書かれていて、いつもの語り節とは異なりますが、とても優しい語り節です。
 とても簡単にできる「はきものをそろえる」と言うことですが、なんか本当に効果がありそうな気がしました。
 これは是非とも初めてみようと思い、数日前から始めています・・・・はたしてその効果は?
 また、この次の機会にでも、書いてみますね。 それでは!
 




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。