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『僕らの八百屋チョンガンネ』~イ・ヨンソク+キム・ヨンハン~ [「素敵な会社の物語」]

今日は、『僕らの八百屋チョンガンネ』です。

僕らの八百屋チョンガンネ―野菜や楽しさ、売ってます。








世の中には素敵な経営者がいるものです。
『FISH』って読んだことありますか?私はビデオを見た事があるんですが・・・

フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方








FISHとは顧客満足度の向上と、従業員満足度の向上は
比例するんだよ~と言う内容の講演会には、
必ずと言っていいほど紹介される、アメリカはシアトルにある魚市場の実例を
記述したものです。これに対して、韓国では、八百屋さんがあったんですね~。
プロローグにも、”シアトルには魚市場が、ソウルには八百屋が”とあります。
「FISH」ってたまたま、良い経営者がいて、良い従業員が偶然に出会い起こった、
奇跡だと思ってましたが、ソウルでも似たような奇跡が起こると言う事は、
これらは、奇跡ではなく、誰にでも強い意志があれば出来るんだと言う事ですね。
少し本文からご紹介しますね。

 いかに仕事を楽しめるか。これが八百屋「チョンガンネ」で働いている、
 僕らスタッフの永遠のテーマです。僕らだけでなく、お客さんにも楽しんで
 もらい、満足してもらえる八百屋を目指して、僕らは日々、いい汗を流して
 います。スローガンは「毎日を、楽しく」「毎日を、おいしく」「毎日を、熱く」。
 八百屋稼業は決して楽ではありませんが、そこから得られる充実感は、
 何ものにも変え難いものです。
 この店は、僕がまだ20代のときに始めた青果店で、屋号を「若さここにあり・・・
 まるごと大自然」といいます。愛称の「チョンガンネ」は、「若者たちの家」といった
 ニュアンスの言葉です。その名の通り、僕達の店は、若者スタッフが作り上げた、
 笑顔と活気のあふれる「毎日が幸せな八百屋」なのです。
 ~(後略)~

 この本は、この素敵で楽しい八百屋さんを、なぜ始めたのかと言う事と、これまでの歴史、
 そして、何が他と違うのかを、チョンガンネの社長”イ・ヨンソク”とマーケティング
 コンサルタントの”キム・ヨンハン”の共同著書で書かれております。
 中にはとてもためになる話や、なるほどと思うアイディア満載です。
 韓国では、またたくまにベストセラーになった、とても読みやすくためになる本です。
 
 ちまたでは、CS向上なんて騒がれてますが、CS向上に関して、どうも日本人は
 「お客様は神さまです」が根本にある気がします。CS満足度が高い、大阪のリッツ
 カールトンでは、「紳士淑女をお世話する、我々は紳士淑女でなければならない」と
 言う方針が根本にあり、決してお客さまが神さまで、従業員は下僕では無いんですよ~。
 また、従業員満足度を上げる為に、給料とかの待遇面を考慮する動きもまた、
 ちょっと違う気がします。コーチングで言うと、”人は人に喜んでもらう事が、
 一番の喜びなんですよね~”と考えると、答えは見つかる気がしませんか?
 
 ん~  それでは、また。 
 

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