『びりっかすの神さま』~岡田淳~ [岡田淳]
岡田淳さん著書の第二段です。その名も『びりっかすの神さま』
~ビリにだけ見えるという へんな神さまがあらわれた クラスはおおさわぎ~
作者の言葉から
あなたは、クラスでいちばんになったことがありますか?
なわとびでも、テストの点数でも、給食を早く食べる競争(そんなことは、しないほうがいいと
思いますが)でも、いちばんになるのはかんたんな事ではありません。
この物語は、それとは反対のお話です。
びりになるのは、その気さえあれば、いちばんになるほどむずかしいことではありません。
だれでも なれます。
こんな感じで始まります。
そして、あとがきに・・・
作者のあとがき
もしも、学校のなかに、なにをしても、わざとびりになる子がいたらどうなるだろう。
そう考えたのが、この物語をつくり始めたきっかけです。
その子は、なぜ、わざとびりになろうとしているのか。だれだって、びりには
なりたくないはずです。わざとびりになろうとするのは、その競争を本気で考えて
いない、その競争とはちがうことに関心がある、ということでしょう。
では、学級のなかの競争よりおもしろいことってなんだろう。いやそれよりも、
学級のなかの競争というのは、本気になるだけのねうちなんかあるのだろうか。
学級って競争するところなんだろうか――。
そんなことを考えているうちに、びりっかすさんは、ひょいとうまれてきたのです。
さて、この物語、面白かったでしょうか?面白かったと言ってもらえれば、ぼくは大満足です。
最後になりましたが、つぎの作品はまだかと、ぼくをはげましつづけた若い友人たちと、
本にするためにお骨おりいただいた編集部の方々に、お礼をもうしあげます。
”読書のすすめ”の清水さんの「3冊読めば、○○が見えてくる本」の2冊目です。
私は今3冊目を読み始めたところなので、まだ○○が何かは見えてません。
この『びりっかすの神さま』はとても、面白いです。あっと言う間に読めちゃいました。
もちろん幼少年向けの本なので、小学校中学年以降であれば、読めちゃうと思いますよ。
でもね~、中々奥が深いんですよね~。考えさせられちゃいますね。
このあとがきに記述されている、”競争”ってところがポイントですね~。
あと”頑張る”って事ですね~。林覚乗さんの講演会のDVDに、こんな話が出てきます。
”学校とかで1番~30番で順位をつけちゃうけど、1番2番の子どもを褒める親はいるけど、
本当は30番の子を一番褒めてあげないといけないんだよね~。30番の子どもに、
あんたは、えらいよ~29人もの子どもを幸せにしているんだから~って、そう言える親が
心が豊かな親なんだよ~。そういう心が豊かな親や大人が、今の世の中は減ってきてるん
ですよね~。”と言う話をしてました。そんな感じしませんか?ちょっとこの話だけ
取り上げると、うまく伝わらないかもしれませんが、『びりっかすの神さま』を読んで、
林覚乗さんの講演会のDVDをみると、人に大切な何かを感じる事が出来ますよ。
本当はもう少し詳しく書きたいところですが、3冊目を読んでから書こうと思います。
ちなみに、2冊目は、『2分間の冒険』です。
『竜退治の騎士になる方法』は、
昔は中の良かった2人が、よそよそしくなり、6年生になった時に話
『びりっかすの神さま』は、
お父さんを亡くした、主人公が、4年生の時に転校してきた話
『2分間の冒険』は、
6年生のちょっと調子の良い主人公が、出会う不思議な体験です。
ちょと、この小学校高学年ってのもポイントなのかもしれませんね~。
それでは、続きは、『2分間の冒険』の読破後に・・・・
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