『四国はどこまで入れ換え可能か』 ~佐藤雅彦~ [佐藤雅彦]
「四国を入れ換える」とは、いったいどういうことなのか??
Let's錯覚!とは? 田中一郎って??
―― 意表を衝く発想を独特のタッチで長閑の描く、
マンガの枠に載せた新しい笑いの実験本。
「ミニ象」や「忍者ちび丸」でほのぼのさせたかと思いきや、
錯覚図形・電気回路で急転ハッとさせる。
破天荒かつインタレストな、油断のならないショート・コミック集。
『ねっとのおやつ』改題。
<著者のプロフィール>
佐藤雅彦(さとう まさひこ)
1954年(昭和29年)静岡県生まれ。
東京大学教育学部卒。
電通クリエイティブ局などを経て、94(平成6)年企画事務所TOPICS設立。
99年より慶應義塾大学教授。
著書の他、プレステーションソフト「I.Q」など。
慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の活動として、
NHK教育番組『ピタゴラスイッチ』や『日本のスイッチ』の企画・制作、
書籍に『任意の点P』『イメージの読み書き』がある。
<その他の著書>
『経済ってそういうことだったのか会議 』
『毎月新聞 』
『砂浜』
『日本のスイッチ』
…他多数
<著者のHomePage等>
MASAHIKO SATO | TOPICS
<この本との出会い>
昔、SO-NETの『ねっとのおやつ』を見ていたな~と急に思い出し
何気なくAmazonで検索したところ、改題して販売していることを知り購入しました
<本の構成>
占い師 - a fortuneteller -
新米刑事
そういうことじゃなくって -うどん屋にて-
金のおの
あんまんの努力
姿は見えぬが忍者くん -すいとんの術-
レッツ感じ! -たらいの巻-
田中一郎
未知との遭遇
オバケの親子変身合戦
シュガーポットは見ていた
一度はやってみたかった!
いけてるじいちゃん
そういうことじゃなくって -診察室にて-
透視能力
ゴキブリほいほい
ガリバー(新)旅行記
目覚まし対決
他…
全109作品
ページ数 222ページ
読書時間 2時間
<以前紹介した著書>
なし
<関連動画>
なし
<関連記事>
なし
<本文からのご紹介>
あとがき
この本『四国はどこまで入れ換え可能か』は、もともとアニメーションとして作られ、
ネット上で配信されたコンテンツを元にしています。
「ねっとのおやつ」という名前の、このコンテンツはSo-netで配信されました。
2001年のことです。
全部で124本の新作アニメーションを作り、土日を除くウィークデイの毎日、半年間配信し
続けました。その当時は、僕自身、大学の講義も研究室の活動もかなり忙しくなってきた
時期ですので、今、考えるとそんな無謀な事、よくやったなと思いますし、実際、最初から
自転車操業の日々が続きました。
1日1本、毎日配信を謳っている以上、穴を開けるわけにはいきません。そんな供給危機の
状況と、生来の新しもの好きの性格から、”面白いものなら、枠組みを超えて、なんでも
取り入れてみよう”という方針を立てました。それが、電気回路や錯覚図形といった、
従来アニメーションのテーマとして取り上げられることのない事柄がここに入ってきている
理由です。
新しいものを試行するのは、それだけで僕は意味があると思っているのですが、実際この
実験を多く含む「ねっとのおやつ」から、「ピタゴラスイッチ」というNHKの教育番組の
1コーナーとして、「フレーミー」という子犬のアニメーションの原型が生まれましたし、
電気回路のアニメーションから大学の研究会のワークショップ、錯覚図形を扱う
透明シートのページの手法から、ある一冊の本を開発し、出版することになりました。
後略…
『四国はどこまで入れ換え可能か』 P220より
そういえば昔、So-netで「ねっとのおやつ」があったよな~。何かとても面白かった気がする。
今はやってないのかな!? そんな疑問をSo-netで「ねっとのおやつ」と入れてぶつけてみると
寂しい感じの”このページはみつかりません!”状態です。それならば、書籍化されている
かもしれないとの思いを元に、Amazonで調べてみると、あるじゃないですか「ねっとのおやつ」
しかもCD-ROM版まである。即購入かと思いましたが、CD-ROM版は取り扱っていない。
さらによく調べると、『四国はどこまで入れ換え可能か』と改題し文庫化されている事を知り
購入しました。
「ねっとのおやつ」が配信されていたのが、2001年頃ということで、約10年前の作品なのですね。
しかし、今読みなおしてみても、とても奥が深く興味深い作品です。
著者の佐藤雅彦さんは、あとがきに、”先入観として、単純に「ゆるくてかわいいもの」”と
扱われることに少し疑問を持っているみたいですが、あらためて読み直すと、なかなか幅広い
笑いがちりばえられた素敵な作品だと思います。
私が特に気に入っているのは、題名となってる、”四国はどこまで入れ換え可能か”や
”いけてるじいさん”、”賞味期限”、”三角形の内角の和が180℃であることの強引な証明”、
”人生は選択の連続”など、思わずにやりと笑ってしまいます。
興味のある方は是非とも購入してみてください。
動画や画像があるかもと探してみましたが、見つかりませんでした。買うしか無いんですね。
Let's錯覚!とは? 田中一郎って??
―― 意表を衝く発想を独特のタッチで長閑の描く、
マンガの枠に載せた新しい笑いの実験本。
「ミニ象」や「忍者ちび丸」でほのぼのさせたかと思いきや、
錯覚図形・電気回路で急転ハッとさせる。
破天荒かつインタレストな、油断のならないショート・コミック集。
『ねっとのおやつ』改題。
<著者のプロフィール>
佐藤雅彦(さとう まさひこ)
1954年(昭和29年)静岡県生まれ。
東京大学教育学部卒。
電通クリエイティブ局などを経て、94(平成6)年企画事務所TOPICS設立。
99年より慶應義塾大学教授。
著書の他、プレステーションソフト「I.Q」など。
慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の活動として、
NHK教育番組『ピタゴラスイッチ』や『日本のスイッチ』の企画・制作、
書籍に『任意の点P』『イメージの読み書き』がある。
<その他の著書>
『経済ってそういうことだったのか会議 』
『毎月新聞 』
『砂浜』
『日本のスイッチ』
…他多数
<著者のHomePage等>
MASAHIKO SATO | TOPICS
<この本との出会い>
昔、SO-NETの『ねっとのおやつ』を見ていたな~と急に思い出し
何気なくAmazonで検索したところ、改題して販売していることを知り購入しました
<本の構成>
占い師 - a fortuneteller -
新米刑事
そういうことじゃなくって -うどん屋にて-
金のおの
あんまんの努力
姿は見えぬが忍者くん -すいとんの術-
レッツ感じ! -たらいの巻-
田中一郎
未知との遭遇
オバケの親子変身合戦
シュガーポットは見ていた
一度はやってみたかった!
いけてるじいちゃん
そういうことじゃなくって -診察室にて-
透視能力
ゴキブリほいほい
ガリバー(新)旅行記
目覚まし対決
他…
全109作品
ページ数 222ページ
読書時間 2時間
<以前紹介した著書>
なし
<関連動画>
なし
<関連記事>
なし
<本文からのご紹介>
あとがき
この本『四国はどこまで入れ換え可能か』は、もともとアニメーションとして作られ、
ネット上で配信されたコンテンツを元にしています。
「ねっとのおやつ」という名前の、このコンテンツはSo-netで配信されました。
2001年のことです。
全部で124本の新作アニメーションを作り、土日を除くウィークデイの毎日、半年間配信し
続けました。その当時は、僕自身、大学の講義も研究室の活動もかなり忙しくなってきた
時期ですので、今、考えるとそんな無謀な事、よくやったなと思いますし、実際、最初から
自転車操業の日々が続きました。
1日1本、毎日配信を謳っている以上、穴を開けるわけにはいきません。そんな供給危機の
状況と、生来の新しもの好きの性格から、”面白いものなら、枠組みを超えて、なんでも
取り入れてみよう”という方針を立てました。それが、電気回路や錯覚図形といった、
従来アニメーションのテーマとして取り上げられることのない事柄がここに入ってきている
理由です。
新しいものを試行するのは、それだけで僕は意味があると思っているのですが、実際この
実験を多く含む「ねっとのおやつ」から、「ピタゴラスイッチ」というNHKの教育番組の
1コーナーとして、「フレーミー」という子犬のアニメーションの原型が生まれましたし、
電気回路のアニメーションから大学の研究会のワークショップ、錯覚図形を扱う
透明シートのページの手法から、ある一冊の本を開発し、出版することになりました。
後略…
『四国はどこまで入れ換え可能か』 P220より
そういえば昔、So-netで「ねっとのおやつ」があったよな~。何かとても面白かった気がする。
今はやってないのかな!? そんな疑問をSo-netで「ねっとのおやつ」と入れてぶつけてみると
寂しい感じの”このページはみつかりません!”状態です。それならば、書籍化されている
かもしれないとの思いを元に、Amazonで調べてみると、あるじゃないですか「ねっとのおやつ」
しかもCD-ROM版まである。即購入かと思いましたが、CD-ROM版は取り扱っていない。
さらによく調べると、『四国はどこまで入れ換え可能か』と改題し文庫化されている事を知り
購入しました。
「ねっとのおやつ」が配信されていたのが、2001年頃ということで、約10年前の作品なのですね。
しかし、今読みなおしてみても、とても奥が深く興味深い作品です。
著者の佐藤雅彦さんは、あとがきに、”先入観として、単純に「ゆるくてかわいいもの」”と
扱われることに少し疑問を持っているみたいですが、あらためて読み直すと、なかなか幅広い
笑いがちりばえられた素敵な作品だと思います。
私が特に気に入っているのは、題名となってる、”四国はどこまで入れ換え可能か”や
”いけてるじいさん”、”賞味期限”、”三角形の内角の和が180℃であることの強引な証明”、
”人生は選択の連続”など、思わずにやりと笑ってしまいます。
興味のある方は是非とも購入してみてください。
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- 価格: 620 円
2010-11-06 13:38
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