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『日本がもし100人の村だったら』 ~池上彰~ [池上彰]

 どうなる、ニッポン?
 数字で見える この国の今、そして未来。
 

    少子高齢化、単身・未婚化、農業、雇用、医療、教育、社会保障
    低炭素社会、コミュニティ ・・・・・・



日本がもし100人の村だったら

日本がもし100人の村だったら

  • 作者: 池上 彰
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2009/11/26
  • メディア: 単行本



<著者のご紹介>
 池上彰(いけがみ あきら)
 1950年長野県松本市生まれ。
 慶應義塾大学卒業後、1973年、NHK入局。
 2005年まで32年間、報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、
 教育問題などを担当。
 1994年から11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役を務め、多くのファンを得る。
 2005年3月にNHKを退社し、現在はフリージャーナリストとして活躍。
 著書に 『14歳からのお金のお話』 『14歳からの世界金融危機』
 『14歳からの世界恐慌入門』 『池上彰の「世界が変わる!」』
 『伝える力』 『わかりやすく<伝える>技術』など多数。


<この本との出会い>
 本屋さんで池上さんの本を探していたところ発見して購入してみました。


<本の構成>
 06 人口減少
 08 少子高齢化
 10 外国人
 14 人口と富の集中
 16 産業
 18 地方と国
 20 NPO
 22 教育
 26 消費
 28 宗教
 30 世帯
 32 未婚、離婚
 34 雇用と収入
 50 社会保障、富の再配分
 60 医療、福祉
 70 犯罪、自殺
 72 住宅
 74 メディア、通信
 78 エネルギー効率
 80 バーチャル・ウォーター(仮想水)
 82 農林水産、自給率
 86 低炭素社会
 90 コミュニティ
 94 あとがき対談 政権交代後の希望の「100人の村」
    池上彰 vs. 池田香代子
 102 <数字>の出典と注

 ページ数 109ページ
 読書時間は 30分





 この村で働く人は減っています 100人のうち50人です・・・

 100人のうち、73人がパソコンを持っています。

 15人はあの世を信じています

 1.5人は認知症です

 漁業をしている人は0.2人です・・・


 ・・・100世帯だったら 31世帯は、ひとりで暮らしています


    子ども100人のうち 15人は、食べるものや着るものに困り
  ふつうの暮らしができません・・・
  





 実はNHKの週刊こどもニュースが好きで良く見ていました。
 池上さんの解説がとても解り易く、ひそかな楽しみでした^^。
 最近はフリージャーナリストとなり、いろいろな番組で見かけることもでき、しかも、どの番組でも
 とても解りやすい解説で素敵ですよね~。
 休日に本屋さんに立ち寄り、池上さんの本を読んでみたいな~と思って、いろいろ探索して
 気がついたらこの本を購入していました。
 軽い気持ちで読み始めてみましたが、とても考えさせる内容ですね。
 文中には、日本を100人の村にした説明とあわせて、他国の状況も掲載されております。
 日本は100人のうち67人が正社員で、その時給は2284円 非正社員は1147円(50%)
 ちなみにオランダは100人のうち52人が非正社員ですが、給料は正社員の95%だそうです。
 また、意外だったのは1歳から4歳までの100人のうち0.1人が亡くなっているそうで、この数字は
 先進国では最悪の数字だそうです。主な原因としてNICUの不備を指摘しております。
 良い点もございます。生産のために使うエネルギー量は、日本を1とすると、アメリカは2、
 韓国は3.2 中国は8.7 ロシアは18で日本はエネルギー効率がもっとも高い国だそうです。
 世界一の省エネ技術と言われるが、計算式を変えるとまだまだ効率化も可能だそうです。
 まだまだ、とても面白い数値が池上さんの視点で説明されております。その数値をネタに
 日本の状況について仲間と酒でも飲みながら語り合うのも楽しいのかもしれませんよ。





タグ:教育
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