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『言えなかった、ありがとう』 ~大嶋啓介~ [大嶋啓介]

いつか必ず伝えたい、大切な言葉。

全国から集まった珠玉の「手紙」と、大嶋啓介が初めて語る、亡くなった父への熱い思い。


言えなかった、ありがとう

言えなかった、ありがとう

  • 作者: 大嶋 啓介
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2009/08/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



<著者のご紹介>
 著者のご紹介は以前の記事を参照してください → 『てっぺんの朝礼』へ

<この本との出会い>
 立ち寄った本屋さんで、タイトルに心ひかれ購入しました。





<本文からご紹介>

 Column1 「生んでくれてありがとう」を言って、どう変わったか?

 「生んでくれてありがとう」を母親に言ってから、ぼくは自分が変わったなと思っています。
 自分の思いを伝えられたとき、心が洗われる気持ちがしました。
 「ありがとう」には、本当に不思議な力があって、口にすることでいろんなものを引き出してくれますが
 ぼくの場合は「素直さ」を引き出してもらいました。
 それと、覚悟ができました。これは自分がお店をやっていくにあたって、すごく大きな変化でした。
 なぜなら、母親に対して「ありがとう」を言うことによって、もっと喜ばせたいとか、もっとがんばるぞと
 腹の底から思うことができたからです。いちばんの親孝行とは、親からいただいた命をキラキラ
 輝かせて生きていることだと思うのです。だから、ぼくたち「てっぺん」も、親孝行を大切に
 しています。アルバイトさんからの提案で新店舗を出すときには、メンバーのご両親を招待させて
 いただき、キラキラ輝いているメンバーの姿を見てもらいながら、ひとりひとりから「ありがとう」の
 思いを伝えています。
 もちろんぼく自身も、自分の嫁さんや子どもにも、たくさん「ありがとう」を言うようにしています。
 なぜなら、自分も「ありがとう」と言われると「あっ!こういうところを見ていてくれたのか」とか
 「へぇ、そういうふうに思ってくれていたんだ」とか、ここに直接触れてくれているような気がして、
 すごくうれしいから。だから嫁さんにも、意識して毎日の「ありがとう」を言うようにしています。
 誕生日や記念日にはサプライズとして、せいいっぱいの「ありがとう」を感動的に伝えたい。
 でも、それ以外にも、毎日の洗い物をしてくれたり、ごはんを作ってくれたり、生活の細々とした
 ことをこなしてくれたり・・・ひとつひとつのことに「ありがとう」を伝えるようにしています。
 そして、子どもの誕生日には、「子どもを産んでくれてありがとう」って心から伝えることにしています。
 そして、子どもたちとやっているのが、「ありがとうの実践」。
 夜、子どもたちと一緒に寝る前に、今日一日出会った人に「ありがとう」を言って
 寝るようにしています。最高ですよね(笑)。
 たとえば「幼稚園のお友達ありがとう」とか、「コンビニのお兄ちゃんにも会ったから、コンビニの
 お兄ちゃんありがとう」とか。「おじいちゃんありがとう」、「おばあちゃんありがとう」と、その日
 遊んでもらったりした人みんなにも「ありがとう」を言ってから寝るようにしています。
 「ありがとう」がたくさんあふれるチームでありたい。
 「ありがとう」がたくさんあふれる家庭でありたい。
 なぜなら、
 「ありがとう」は、人を笑顔にするから。
 「ありがとう」は、人を幸せにするから。
 たった一言の「ありがとう」が、家族の絆を深めてくれます。
 ぼくは、「生んでくれてありがとう」を言ってから、誰に対しても素直に「ありがとう」が言えるように
 なりました。





 この本は大嶋さんが立ち上げた「日本ありがとうプロジェクト」で日本中から集めた手紙をもとに
 構成されてます。手紙を書いてくれた年代別に、10代・20代・30代・40代と大嶋さんのコラム
 さらにスペシャルレターとして、3人の方が掲載されております。どれもこれも、心がジーンとする
 素敵な手紙ばかりです。いや「ありがとう」の力はやはり凄いもんですね。
 でも、大嶋さんやワタミの渡邉美樹さんのようになるまでは、なかなか難しいものがありますよね。
 このレベルに進むまでには、まずは素直に「ありがとう」を言える状態をキープすることなんでは
 ないでしょうかね~。素直に「ありがとう」が言えなくても、形だけでも「ありがとう」を言える
 それが最初の一歩なのかもしれません。この本を読んで「ありがとう」の素敵さを知ることも
 とても大切ですね。「ありがとう」に関する本はたくさん出版されてます。と言うことは間違いなく
 「ありがとう」の効果はあるということですよね。私もこれからも意識して「ありがとう」を言って
 いきたいな~と思いました。
 




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