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『出稼げば大富豪』 ~クロイワ・ショウ~ [クロイワ・ショウ]

ついに見つけた。 一発逆転、人生を変える金儲け!
24個の成功理論 バリ島で出会った「ばけらった級大富豪」の
兄貴が教えてくれた「人生を豊かにすること」


出稼げば大富豪 (調子ぶっこきシリーズ)

出稼げば大富豪 (調子ぶっこきシリーズ)

  • 作者: クロイワ・ショウ
  • 出版社/メーカー: ロングセラーズ
  • 発売日: 2009/06/01
  • メディア: 単行本



<著者のご紹介>
 クロイワ・ショウ(くろいわ しょう)
 1979年生まれ。
 近畿大学生物理工学部生物工学科卒業。
 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程在学中
 専門は遺伝子アルゴリズムの実世界応用。
 ホープフル・モンスター株式会社代表取締役。
 ほぼノンフィクション作家。


<この本のと出合い>
 これまた新刊JPのPodcastで紹介されてました^^





<本文からご紹介>
 「一カ月弟子入りさせてください」「はよおいで」

 ひょんなことから知りあった
 気さくな大富豪を兄貴と呼ぶ。

 ぼくが兄貴と出会ったのは3カ月前。
 場所は日本じゃなくてバリ島

 ここで、
 なんでバリ島!?
 と思った人は、この本を最後まで読めば、その答えがわかります。

 ところで、兄貴は、大富豪は大富豪でも
 超ばけらった級

 である。
 その資産はありすぎてわからない・・・・。 
 全てが不動産。

 家賃収入だけでもすごいのに。
 兄貴は、さらに、
 会社を23社持っている
 
 やっぱり
 超ばけらった級

 だ!

 こんな調子ぶっこいた日本人がかつていたのだろうか。

 さて、じゃあ、ぼくは誰なのか?

 ぼくは、奈良県のある国立大学で
 ソフトウェアの研究をしている博士課程の大学院生であり、
 そして、大学発のベンチャー企業んの社長である。
 もうすぐ30歳。

 ちなみに、ぼくの会社の昨年1年の売り上げは
 ・・・・・・29万円
 新卒のサラリーマンの月収にも満たない・・・・・・。

 大学院まで、いったい何をぼくは勉強してきたのだろうか、

 ところが、
 ぼくの兄貴は中学しか出ていない。
 のに、のに、である。
 売上はざっとぼくの会社の○万倍。
 なんか、おかしくない!?

 ぼくの両親は二人とも大学教授である。

 小さな頃から、お母さんは、
 「学問だけが身を助けるのよ」 
 って口をすっぱくして言って、ぼくに勉強を強要した。

 お父さんは、
 「大学の先生になるのが一番良い」 
 と、いつだってぼくに言う。

 それで、ぼくは苦手で嫌いだった勉強を頑張った。
 修士号を2つ取って、今、博士号を取るために、まだ大学院にいる。

 のに、のに、である。

 ぼくには、お金も資産もまったくない。

 無一文にして、人生の路頭に迷っているのだ。

 これまで、ありとあらゆる「金持ちになる方」を試した。
 本屋に出ている成功本を読みあさり、その通りにやってみた。

 ヤフーオークションで古本を売ってみたり、
 オンライン株式投資をやってみたり、
 インターネットで自作の小説を売ってみたり、
 メールマガジンを出して広告は貼ってみたり、
 ポータルサイトを作ってみたり、
 パソコン教材を作ってみたり、
 イベントを開催してみたり・・・・・・。

 全ての試みは、見事なまでの失敗に終わった。

 ちなみに、
 ぼくが売り出したネット小説は1冊300円。
 結果は2冊売れて売上600円。

 なんなんだー!!
 本に書いてあること、ウソばっかじゃん!

 というか、儲かっているのは著者だけじゃないのか!?

 「不労所得」と「ビジネスオーナー」のクワドラントが大切とか、
 本の著書の ”ロバキヨ”が言うから、会社も作った

 そして売上げ29万円・・・・・・

 ベルサーチのスーツを着て、フェラーリに乗って、六本木ヒルズに出入りする。
 そんな新進気鋭のベンチャー社長になるはずではなかったのか!?

 それどころか、

 会社を作った時に、
 株主に入れておいた奴が、単なるビックマウスだったことがわかって、
 株式を買い戻そうとしたら、

 400万円の請求書が郵便ポストに!!

 大逆襲にある。

 仲間はそれでビビって、
 2カ月うつ病状態。

 貯金はどんどん減っていく。

 研究の方も、業績は国際会議たった一本。
 残り2年で、論文誌2つ通さないと、博士号も取れない。
 時間はほとんどない。

 ぼくは、奈良でモンモンとしていた。
 そんな時だった。

 バリ島に行って仕事しない?

 と知り合いのS社長から声をかけられたのだった。

 S社長によると、
 バリ島で、ある大富豪がスポンサーとなって、
 プライベイトなIT企業の支援が行われているから、
 参加しないか、という話だった。

 行きます!

 ぼくは即答した。

 はっきり言って、もうどうでも良くなっていた。

 ヤケクソ

 ぼくはスーツケースに、
 海パンとゴーグルを放りこんで、
 バリ島に旅立ったのだった。

 そのぼくを待ち構えていた大富豪スポンサー、
 それが兄貴だったのだ。

 一カ月後。

 プロジェクトを終えて日本に帰ってきたぼくは、
 兄貴にメールを書いた。

 一カ月弟子入りさせてください。

 数日後、兄貴からきたメールには一言、こう書かれていた。

 「はよおいで」

 例の元株主はゴネにゴネ、会社の売り上げは減りに減り、
 状況はさらに悪くなっていた。

 仲間は「行くな」と言った。
 コンサルタントも「行くな」と言った。

 でも、ぼくは航空券を取っていた。

 何かに動かされていたのだ!

 JAL、715便は、
 夕方、5000キロの遥か彼方、
 バリ島へ向かって離陸した。

 その時、ぼくは、まだ気づいていなかった。

 そう。

 日本になんか答えはなかったんだ!!




 
 かなり爆笑ですこの本、何と言っても兄貴のキャラクターが凄すぎます。
 それでいてなかなか的を得た発言なんですよね~。
 例えば、今の日本の企業は「キウイ状態」であると言ってます。これはキウイという鳥を例にあげてます。
 キウイという鳥はもともと飛べた鳥なのですが、外敵がいなかったので、どんどん退化し飛べなくなった。
 今の日本の企業も外敵がいないので、どんどん退化していて、このまま本当の敵が現れると、一気に
 食べられてします。と説明しております。さらに、日本人は「ペンギンだ いやペンギン原人だ!」と言って
 ます。これまた面白い説明なんですよね~。
 本文からのご紹介は、クロイワさんと兄貴との出会い、とその旅立ちを説明している冒頭からご紹介
 致しました。この後、兄貴と日々暮らす中での、兄貴の言葉を全部で24個紹介しております。
 これまた、かなり個性的で面白いんですよね~。
 何個かご紹介すると、「愛情注ぎまくり理論」とか「マルチーズ理論」かた「インパクチック艦隊理論」など
 タイトルだけでは、何の事だか良く解らない理論が展開されております。しかも兄貴はかなりダジャレ好き
 なので、ダジャレたっぷりで楽しく読める一冊です。
 なんとそんな兄貴に会いに行くツアーも行っているそうですよ。興味があるかたは、この本を読んで、
 そんなツアーに参加してみてはいかがでしょうか!?






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