『No.1理論』 ~西田文郎~ [西田文郎]
「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」
<著書のプロフィール>
西田文郎(にしだふみお)
1949年生まれ。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア的存在。
70年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能に
アプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を開発。
79年、能力開発研究室サンリを設立。現在(社)日本能率協会、(社)中部産業連盟、日本経営合理化協会
などで指導に当たるほか、企業の社員教育や潜在能力開発セミナーの講師としても指導にあたっている。
とくに、経営者の勉強会として開催している「西田塾」には、これまで数千人の経営者が参加。
ビジネス界において多大な成果を上げている。おもな著書に「面白いほど成功するツキの大原則」などがある。
西田文郎さんの公式サイトはこちら → 西田文郎公式サイト
<この本との出会い>
「読書のすすめ」のメールマガジンで紹介されていて知りました。
清水克衛さんのメルマガ登録はこちらへ → 本調子☆強運道
<本文の紹介>
プラスだけの人生 ― 今日、「あなたの脳」に革命が起きる!
私たちの大多数は、成功と失敗が半々、あるいは失敗のほうが多い人生を歩んできました。
ですから、また失敗するのが怖いのです。すぐに「おれにはムリだ」「ダメだ」「イヤだ」と思ってしまいます。
これがプラス思考になれない第一の原因なのです。
また、人間は強い防衛本能を持っています。自分を防衛するために、「失敗の記憶」は「成功の記憶」より
鮮明に脳に刻み込まれます。
このようにマイナスの記憶データでものごとを判断するので、プラス思考は大切だと思っても、感情や
イメージまでは容易にプラスにならないのです。本書で紹介する「No.1理論」のブレイントレーニングは、
感情とイメージをマイナスからプラスに切り替えて「脳に革命を起こす方法」です。人生の悪い予感を
クリアリングし、よい予感に変えて、それを実現していく方法です。
私たちは、その方法に基づいて、ビジネス、スポーツ、会社経営、人材育成、あるいは受験など、分野を
問わず指導にあたってきました。その中には女子バスケットボールで10年連続の日本リーグ優勝を
達成したシャンソン化粧品のような強豪チーム、プロ野球の桑田真澄投手、バレーボール日本代表の
大山加奈選手のような有名選手も含まれます。
もちろん強豪チームや有名選手だけが指導対象ではありません。むしろ私たちの腕の見せどころは、
失敗ばかり積み重ねてきた、「普通の人間の脳」に革命を起こし、眠っている可能性をいかに引き出すかと
いうところにあります。
たとえば、まだ記憶に新しい駒大苫小牧高校-57年ぶりに夏の甲子園大会二連覇の偉業を成し遂げ
3年目は早稲田実業と球史に残る引き分け再試合の名勝負を演じ、惜しくも準優勝にとどまった、駒大
苫小牧高校野球部もその一つです。
私たちが指導に入った当時の駒大苫小牧は、地区大会で勝つのがやっとのチームでした。
「甲子園に出場し、全国優勝を目指そう」-選手たちにそう言うと、父兄から「甲子園はいいから、
地区大会に勝ってくれ」という声が上がるくらいでした。全国制覇はもとより甲子園の土を踏むことさえ、
とてつもなく“非常識な目標”だったのです。実際、北海道には駒大岩見沢という野球の名門校があり、
道内の優秀な選手はみんな岩見沢に行きました。苫小牧に入ってくるのは、ごく普通の野球少年でした。
「甲子園出場なんて、とてもムリだ」
私たちの指導は、選手や父兄、関係者のそんな“常識”を打ち破るところからスタートしたのです。
その結果、その年は道大会出場。一回戦で古豪を下し、大きな話題になりました。道大会で準優勝
したのが三年目。その後も勢いは止まることなく、ついに甲子園に出場して念願の優勝を果たしました。
それも二大会連続で優勝することになるのです。
つまり、私たちは「その気」にさえなれば、誰でも優秀な人間になれるし、いくらでも活躍できるという
ことです。けれどこれまでの“常識”に縛られている間は、どうあがいても「その気」にはなれないのです。
したがって、この本を読むにあたり、今までの人生の記憶データから導き出した常識や既成概念は、
すべて捨てていただきたいのです。
「ダメに決まってる」「難しい」「おれにはできっこない」・・・こんな常識を捨てて、自分でも「おかしい」と
思うぐらいの非常識人間になってください。
西田先生凄いです!何度もこの本とは出合っていたのですが、「No.1理論」という強気なタイトルに、
違和感を感じて、読むことをしてませんでした。No.1理論というタイトルですが、西田先生のこの理論がNo.1と
いうことではなく、No.2を目指してもだめですよという内容でした。日本で一番高い山は富士山ですが、
日本で二番目に高い山は?世界で一番高い山はエベレストですが、二番目は?と目指すはNo.1なのです。
その他にも、まさに大脳生理学と心理学をうまく組み合わせ、説明されているかと思えば、奥さんとの
ちょっとお茶目な実例も記述されている、素敵な本でした。メンタルトレーニングなどのまさに基礎となる
一冊なので是非とも興味のあるかたは、一読して損はしない一冊ですね。
それでは!
No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」 (知的生きかた文庫)
- 作者: 西田 文郎
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2006/11
- メディア: 文庫
<著書のプロフィール>
西田文郎(にしだふみお)
1949年生まれ。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア的存在。
70年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能に
アプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を開発。
79年、能力開発研究室サンリを設立。現在(社)日本能率協会、(社)中部産業連盟、日本経営合理化協会
などで指導に当たるほか、企業の社員教育や潜在能力開発セミナーの講師としても指導にあたっている。
とくに、経営者の勉強会として開催している「西田塾」には、これまで数千人の経営者が参加。
ビジネス界において多大な成果を上げている。おもな著書に「面白いほど成功するツキの大原則」などがある。
西田文郎さんの公式サイトはこちら → 西田文郎公式サイト
面白いほど成功するツキの大原則―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます
- 作者: 西田 文郎
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 単行本
<この本との出会い>
「読書のすすめ」のメールマガジンで紹介されていて知りました。
清水克衛さんのメルマガ登録はこちらへ → 本調子☆強運道
<本文の紹介>
プラスだけの人生 ― 今日、「あなたの脳」に革命が起きる!
私たちの大多数は、成功と失敗が半々、あるいは失敗のほうが多い人生を歩んできました。
ですから、また失敗するのが怖いのです。すぐに「おれにはムリだ」「ダメだ」「イヤだ」と思ってしまいます。
これがプラス思考になれない第一の原因なのです。
また、人間は強い防衛本能を持っています。自分を防衛するために、「失敗の記憶」は「成功の記憶」より
鮮明に脳に刻み込まれます。
このようにマイナスの記憶データでものごとを判断するので、プラス思考は大切だと思っても、感情や
イメージまでは容易にプラスにならないのです。本書で紹介する「No.1理論」のブレイントレーニングは、
感情とイメージをマイナスからプラスに切り替えて「脳に革命を起こす方法」です。人生の悪い予感を
クリアリングし、よい予感に変えて、それを実現していく方法です。
私たちは、その方法に基づいて、ビジネス、スポーツ、会社経営、人材育成、あるいは受験など、分野を
問わず指導にあたってきました。その中には女子バスケットボールで10年連続の日本リーグ優勝を
達成したシャンソン化粧品のような強豪チーム、プロ野球の桑田真澄投手、バレーボール日本代表の
大山加奈選手のような有名選手も含まれます。
もちろん強豪チームや有名選手だけが指導対象ではありません。むしろ私たちの腕の見せどころは、
失敗ばかり積み重ねてきた、「普通の人間の脳」に革命を起こし、眠っている可能性をいかに引き出すかと
いうところにあります。
たとえば、まだ記憶に新しい駒大苫小牧高校-57年ぶりに夏の甲子園大会二連覇の偉業を成し遂げ
3年目は早稲田実業と球史に残る引き分け再試合の名勝負を演じ、惜しくも準優勝にとどまった、駒大
苫小牧高校野球部もその一つです。
私たちが指導に入った当時の駒大苫小牧は、地区大会で勝つのがやっとのチームでした。
「甲子園に出場し、全国優勝を目指そう」-選手たちにそう言うと、父兄から「甲子園はいいから、
地区大会に勝ってくれ」という声が上がるくらいでした。全国制覇はもとより甲子園の土を踏むことさえ、
とてつもなく“非常識な目標”だったのです。実際、北海道には駒大岩見沢という野球の名門校があり、
道内の優秀な選手はみんな岩見沢に行きました。苫小牧に入ってくるのは、ごく普通の野球少年でした。
「甲子園出場なんて、とてもムリだ」
私たちの指導は、選手や父兄、関係者のそんな“常識”を打ち破るところからスタートしたのです。
その結果、その年は道大会出場。一回戦で古豪を下し、大きな話題になりました。道大会で準優勝
したのが三年目。その後も勢いは止まることなく、ついに甲子園に出場して念願の優勝を果たしました。
それも二大会連続で優勝することになるのです。
つまり、私たちは「その気」にさえなれば、誰でも優秀な人間になれるし、いくらでも活躍できるという
ことです。けれどこれまでの“常識”に縛られている間は、どうあがいても「その気」にはなれないのです。
したがって、この本を読むにあたり、今までの人生の記憶データから導き出した常識や既成概念は、
すべて捨てていただきたいのです。
「ダメに決まってる」「難しい」「おれにはできっこない」・・・こんな常識を捨てて、自分でも「おかしい」と
思うぐらいの非常識人間になってください。
西田先生凄いです!何度もこの本とは出合っていたのですが、「No.1理論」という強気なタイトルに、
違和感を感じて、読むことをしてませんでした。No.1理論というタイトルですが、西田先生のこの理論がNo.1と
いうことではなく、No.2を目指してもだめですよという内容でした。日本で一番高い山は富士山ですが、
日本で二番目に高い山は?世界で一番高い山はエベレストですが、二番目は?と目指すはNo.1なのです。
その他にも、まさに大脳生理学と心理学をうまく組み合わせ、説明されているかと思えば、奥さんとの
ちょっとお茶目な実例も記述されている、素敵な本でした。メンタルトレーニングなどのまさに基礎となる
一冊なので是非とも興味のあるかたは、一読して損はしない一冊ですね。
それでは!
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