『選択可能な未来』 ~高木義之~ [高木義之]
「環境を破壊したのも人間なら、それを止めるのも人間なのだ」
<著者のプロフィール>
高木義之(たかぎよしゆき)
環境と平和のNPO法人、ネットワーク『地球村』代表。
「美しい地球を子どもたちに」と呼びかけ、地球環境の現状や、どうすればいいか全国で講演している。
グリーンコンシューマの情報発信、途上国の飢餓貧困、災害支援、自立支援、植林支援などを行っている。
1947年大阪府生まれ。1970年大阪大学卒業、松下電器産業(株)入社。
在職28年ののち退職。現在にいたる。
高木義之公式サイト → 高木義之.COM
<この本との出会い>
「絶望に効くクスリVol9」を読み、高木さんの事に興味がでた、最新刊を購入しました。
こちらの記事もご覧下さい。 → 絶望に効くクスリVol9へ
<本文のご紹介>
●「非対立」とは
「自分が正しい!相手が間違っている!」という正義感や怒りは「対立」である。
抗議や要求、主義主張や論争も、「自分が正しい」という前提の「対立」である。
しかし「対立」は、相手にとっては攻撃であり暴力である。 「非対立」とは、「非暴力」であるだけでなく、
心の中の「対立」を捨てること。「自分が正しい!相手が間違っている!」という正義感や怒りを捨てること。
事実を伝える。相手の立場や考えを理解する。提案する。違いを認める。多様性を認める。
問題解決には、それが出発点なのだ。
※ガンジー師の唱える「非暴力」はおそらく「非対立」と同じものだと思う。
「非暴力」は「暴力の否定」と解釈されがちなので、私はあえて「非対立」という言葉で、この考えをはっきり
伝えていきたい。
争いは「対立」から生まれる。
平和は「非対立」から生まれる。
怒りを捨てること、正義感を捨てること、これは難しいことである。だから平和が実現できなかったのだ。
だからこそ、「非対立」が必要なのだ。「非対立」が広がったとき、平和が実現する。
どんなに難しかろうと、これをやっていこう。一生かけてやっていこう。
「非対立」を世界に伝えるために、一生をかけても惜しくない。
「非対立」を自分の生き方の根幹にしよう。基本理念にしよう。
かなり読み応えがあり、濃い内容です。前半は高木さんの臨死体験から始まるのですが、その後非対立を
ベースにした、考え方、生き方の話があり、経済の話、環境の話、そして希望のメッセージと続きます。
「非対立」の話はいろいろな方が、されてますので、何事もここが基本なのでしょうね。
(斎藤一人さんも、どちらが正しいか正しくないかで判断はせず、どちらが面白いかで判断することと言ってます)
経済の話は江戸時代の経済が理想の経済との記述があり、たしかに、江戸時代の書物をみると、かなり
エコロジーで再利用を意識した経済になってるな~と関心したものです。
最終章にビジョンの実現として、具体的にそれぞれがすぐにでもできることが書かれています。
・環境や健康にいいものを買う
無農薬や有機野菜を買うことにより、無農薬が広がる。
・環境や健康によくないことをしない
タバコを吸わない、飽食をしない、贅沢をしない。
使い捨てをやめる(割りばしを使わない、マイ箸を持ち歩く)
自動車の利用を出来るだけ減らし、歩く、自転車、公共交通にする。
こう考えると、ほんの少しみんなが環境の事を考えて生活することで、環境改善や環境破壊を
止めることが出来るのですよね~。エコロジーは意識しているけど、本当はどうなっているのか疑問に
思っている方は、是非とも高木さんのHomePageを参照してみてくださいね。
地球環境の事を考えて、『MOTTAINAIブログパーツ』を設置しました。
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指1本で参加できるボランティアです。ぜひご参加ください。
<著者のプロフィール>
高木義之(たかぎよしゆき)
環境と平和のNPO法人、ネットワーク『地球村』代表。
「美しい地球を子どもたちに」と呼びかけ、地球環境の現状や、どうすればいいか全国で講演している。
グリーンコンシューマの情報発信、途上国の飢餓貧困、災害支援、自立支援、植林支援などを行っている。
1947年大阪府生まれ。1970年大阪大学卒業、松下電器産業(株)入社。
在職28年ののち退職。現在にいたる。
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●「非対立」とは
「自分が正しい!相手が間違っている!」という正義感や怒りは「対立」である。
抗議や要求、主義主張や論争も、「自分が正しい」という前提の「対立」である。
しかし「対立」は、相手にとっては攻撃であり暴力である。 「非対立」とは、「非暴力」であるだけでなく、
心の中の「対立」を捨てること。「自分が正しい!相手が間違っている!」という正義感や怒りを捨てること。
事実を伝える。相手の立場や考えを理解する。提案する。違いを認める。多様性を認める。
問題解決には、それが出発点なのだ。
※ガンジー師の唱える「非暴力」はおそらく「非対立」と同じものだと思う。
「非暴力」は「暴力の否定」と解釈されがちなので、私はあえて「非対立」という言葉で、この考えをはっきり
伝えていきたい。
争いは「対立」から生まれる。
平和は「非対立」から生まれる。
怒りを捨てること、正義感を捨てること、これは難しいことである。だから平和が実現できなかったのだ。
だからこそ、「非対立」が必要なのだ。「非対立」が広がったとき、平和が実現する。
どんなに難しかろうと、これをやっていこう。一生かけてやっていこう。
「非対立」を世界に伝えるために、一生をかけても惜しくない。
「非対立」を自分の生き方の根幹にしよう。基本理念にしよう。
かなり読み応えがあり、濃い内容です。前半は高木さんの臨死体験から始まるのですが、その後非対立を
ベースにした、考え方、生き方の話があり、経済の話、環境の話、そして希望のメッセージと続きます。
「非対立」の話はいろいろな方が、されてますので、何事もここが基本なのでしょうね。
(斎藤一人さんも、どちらが正しいか正しくないかで判断はせず、どちらが面白いかで判断することと言ってます)
経済の話は江戸時代の経済が理想の経済との記述があり、たしかに、江戸時代の書物をみると、かなり
エコロジーで再利用を意識した経済になってるな~と関心したものです。
最終章にビジョンの実現として、具体的にそれぞれがすぐにでもできることが書かれています。
・環境や健康にいいものを買う
無農薬や有機野菜を買うことにより、無農薬が広がる。
・環境や健康によくないことをしない
タバコを吸わない、飽食をしない、贅沢をしない。
使い捨てをやめる(割りばしを使わない、マイ箸を持ち歩く)
自動車の利用を出来るだけ減らし、歩く、自転車、公共交通にする。
こう考えると、ほんの少しみんなが環境の事を考えて生活することで、環境改善や環境破壊を
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