『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。』 ~きつかわゆきお~ [きつかわゆきお]
すべてのロックはラブソングであり、すべてのメールはラブレターである。一年に一度くらいは、
ちゃぶだいをひっくり返せ! 人を好きになることが最強のエンターテイメントだ。
生きるとは「これをやっておかないと死ねない」というテーマを持つことである。ニートとは、貨幣制度に対する
ゆるやかな拒否感だ。
「新呼吸する言葉/著・きつかわゆきお/出版社・バジリコ」
何となく、題名に引かれて購入してしまいました・・・
さて、著者のプロフィールです。
きつかわゆきお(橘川幸夫)
東京都新宿区生まれ。
ロックする思索者。
メディアの創出、社会装置の開発、運営などを行う。
タイトルと著者のプロフィールでは、まったく内容が予測できませんので、本文を紹介します。
言葉とともに生きてきた。
ある時は、言葉に傷つき、言葉に打ちのめされ、
ある時は、言葉に救われ、言葉に育てられてきた。
先人や友人の、さまざまな言葉と、背後にある生き方が、
僕の血肉となって体内を疾走している。
20代の時に生きる理由を考えていて、
そうか、体験したり実感したことを、
言葉にするために生きているのだな、と思った瞬間がある。
言葉は社会遺伝子である。
個人が見たこと聞いたことを、
言葉という遺伝子にして次の世代に手渡すのだ。
どんなことよりも言葉にすることを優先して生きてきた。
それらは時代の時折に「編集後記」になったり「小説」になったり
「企画書」になったり「批評家」になったりした。
だけど本質はひとつひとつの言葉そのものだった。
10代の時の読書というのは、
本を読むことが何の意味を持つのかも分からず、
直感的に本を選び耽読する。
大人になれば読書もまた功利的な思惑が働いてしまう。
本書は読書の目的を考えずに、
純粋な読書行為として読んでいただければ嬉しい。
きつかわ ゆきお
それでは、すてきな言葉の数々をご紹介いたします。
『誰にも言えないことがあるとしたら それはむしろあなたの宝物として扱え。』
『ニートとは、家の内側に向かった家出である。』
『プレゼントが嬉しいのは、
会っていない時に自分を意識してくれたことが嬉しいのだ。』
『助けてあげたくても助けてあげられないことがある、
ということをお互いの中に確かめ合うことが、本当の信頼関係である。』
『友だちとは、暇な時に会う関係。
それ以上の関係とは、会うために暇を作る関係。』
『ウォークマンとは音楽を聴く装置ではない。
音楽以外の音を「聴かない」装置である。』
『渡すべきは心であって言葉ではない。
言葉は心の包装紙。
包装紙だけもらって喜ぶ人はいない。』
いかがでしょうか? 言霊って言いますよね~言葉には心があって、素敵な言葉を使うと素敵な人生になる。
たしかにそうかもしれませんね~。でも、ただ単純に素敵な言葉を使ってもはたして、人生素敵になるのでしょうか?
やはり言葉は生き物なので、良く考えいろいろな経験をし、そして使わなければ本当の言葉にならないのでは
ないでしょうか!やみくもに、人を傷つける言葉や、嫌な言葉を吐き、後悔するその前に、もっと言葉を大切に
してみようかな~っと思う一冊でした。
それでは!
ちゃぶだいをひっくり返せ! 人を好きになることが最強のエンターテイメントだ。
生きるとは「これをやっておかないと死ねない」というテーマを持つことである。ニートとは、貨幣制度に対する
ゆるやかな拒否感だ。
「新呼吸する言葉/著・きつかわゆきお/出版社・バジリコ」
何となく、題名に引かれて購入してしまいました・・・
さて、著者のプロフィールです。
きつかわゆきお(橘川幸夫)
東京都新宿区生まれ。
ロックする思索者。
メディアの創出、社会装置の開発、運営などを行う。
タイトルと著者のプロフィールでは、まったく内容が予測できませんので、本文を紹介します。
言葉とともに生きてきた。
ある時は、言葉に傷つき、言葉に打ちのめされ、
ある時は、言葉に救われ、言葉に育てられてきた。
先人や友人の、さまざまな言葉と、背後にある生き方が、
僕の血肉となって体内を疾走している。
20代の時に生きる理由を考えていて、
そうか、体験したり実感したことを、
言葉にするために生きているのだな、と思った瞬間がある。
言葉は社会遺伝子である。
個人が見たこと聞いたことを、
言葉という遺伝子にして次の世代に手渡すのだ。
どんなことよりも言葉にすることを優先して生きてきた。
それらは時代の時折に「編集後記」になったり「小説」になったり
「企画書」になったり「批評家」になったりした。
だけど本質はひとつひとつの言葉そのものだった。
10代の時の読書というのは、
本を読むことが何の意味を持つのかも分からず、
直感的に本を選び耽読する。
大人になれば読書もまた功利的な思惑が働いてしまう。
本書は読書の目的を考えずに、
純粋な読書行為として読んでいただければ嬉しい。
きつかわ ゆきお
それでは、すてきな言葉の数々をご紹介いたします。
『誰にも言えないことがあるとしたら それはむしろあなたの宝物として扱え。』
『ニートとは、家の内側に向かった家出である。』
『プレゼントが嬉しいのは、
会っていない時に自分を意識してくれたことが嬉しいのだ。』
『助けてあげたくても助けてあげられないことがある、
ということをお互いの中に確かめ合うことが、本当の信頼関係である。』
『友だちとは、暇な時に会う関係。
それ以上の関係とは、会うために暇を作る関係。』
『ウォークマンとは音楽を聴く装置ではない。
音楽以外の音を「聴かない」装置である。』
『渡すべきは心であって言葉ではない。
言葉は心の包装紙。
包装紙だけもらって喜ぶ人はいない。』
いかがでしょうか? 言霊って言いますよね~言葉には心があって、素敵な言葉を使うと素敵な人生になる。
たしかにそうかもしれませんね~。でも、ただ単純に素敵な言葉を使ってもはたして、人生素敵になるのでしょうか?
やはり言葉は生き物なので、良く考えいろいろな経験をし、そして使わなければ本当の言葉にならないのでは
ないでしょうか!やみくもに、人を傷つける言葉や、嫌な言葉を吐き、後悔するその前に、もっと言葉を大切に
してみようかな~っと思う一冊でした。
それでは!
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,260 円
本を読んでくれて&ご紹介ありがとうございます。
新作は、こちらにあります。
http://d.hatena.ne.jp/metakit/
by きつかわゆきお (2008-12-23 02:46)
きつかわさんコメントありがとうございます。
まさか本人からコメントを頂けるとは・・・
新呼吸する言葉のサイト拝見いたしました。
これまた素敵な言葉があふれていますね~心に響きます。
これからもご活躍応援しております。
by RONRON (2008-12-26 01:05)