『絶望に効くクスリvol3』① ～ 山田玲司

絶望に効く薬
山田玲司著書のこの漫画、漫画にしておくのはもったいな～い
出だしは確かに試行錯誤だったかもしれないけど、方向性も決まり、
どんどん面白くなってますな～。
この本は、著書の山田玲司さんが、絶望に効く、希望のライム（言葉）を受けに
各界の著名人にいろいろ話しを聞き、その人物から感じた事を表現する
とっても硬派な漫画なのです。でも、山田さんの作風なのか、軽い感じで読むことは
出来る。それなのに、それなのに、読んだ後には、心にずしりと響く作品です。
これだけ内容が濃いのに、１冊６１９円と言う破格の値段、これを買わずに何を買う！
まだ読んでない方は是非とも、立ち読み・・・いえいえ、購入して下さいませ。

それでは、まずは、お気に入りのVol3を紹介しま～す
この中の登場人物は
　サッカー元日本代表で、横浜FCのセンターFW　城彰二
　誰もが１度は読んだ事があるであろう絵本作家　五味太郎
　何者なのか良く解からないが憎めないあの男？　さかなクン
　何処か影があり、とても深さを感じる　加藤登紀子
　スカッと爽やかコカコーラの元環境経営グループ部長　伊藤嘉明
　禅僧で作家でもある　玄侑宗
　そんな学会あったんだ～の失敗学会会長兼東京大学名誉教授　畑村洋太郎
　あの伝説のロックフェスタ　フジロックを立ち上げた男　日高正博
みんな素敵で、一癖も二癖もある人物達が、集結した読み応え満載のVol3
これはとてもお勧めです・・・
今日はその中でも、私自身に衝撃を与えた男、五味太郎が登場する第２３夜を紹介しま～す

だれもが１度は読んだ事があるはずです。家を探せば１冊や２冊は出てきます。
きっと知らずに読んでますよ～かなりの代表作がありますからね～。
　＜みんなうんち＞　とか　＜たべたのだあれ＞　とか　＜さる・るるる＞　とか　上げたらきりが無いですわ～
そんな、素敵な絵本を書いた親父が、こんなシュールな親父とは・・・かなり衝撃です。
出だしから　＜子供にとって大人は有害である＞　が持論ですから・・・

怠けるということ
ゴロゴロしてたりボーっとしてたりしてるのは、怠けているのではありません。
「春」→「桜」→「花見」しか考えなかったり、
まじめに学校に通ったり、上司に言われたことをそのままやる事を「怠ける」と言います。

かなりシュールだよね～、切るよね・・・うんうん
とても気になり、五味太郎でAmazonを検索してみたら・・・ありました。
その名も　「大人問題」　買っちゃいました、即買いです。読みました、一気に読みました。
・・・・素敵ですね五味さん　この世の中を切りまくってます。
会社の後輩達に薦めました。かなり強引に薦めました。
今では、かなり、五味さんファンがたくさんです。面白いですよ～スカッとします。
子供をお持ちのお父さん、お母さんにはもちろん、独身の方も、孫をお持ちの
おじいさんおばあさん、引きこもりの子供達、是非とも読んで見て下さいね。
ちなみに、五味さんの娘は、上の娘は高校中退で、下の子供は中学中退（おっと中学に
中退は無いですね・・・・、一応引きこもり扱いなのですが、元気に学校の周りを
自転車で駆け回る為、せめて、授業中は元気で遊びまわらないでねと、大人の都合で
注意されていたそうです。）

おっと・・・気がついたら五味さん話で、かってに盛り上がってしまいましたが、
本題は絶望に効く薬です。Vol3はとても面白いですよ、これまた是非とも読んで下さいね。
この後、山田さんは、本当に様々な人々に会います、そして、変わって行きます・・・
人との出会いは、まさしく必然なのですね、シンクロニシティです。
ある人の紹介で、ある人に会い、そのまた紹介で、別の人に出会う・・・
これもすべて、山田さんに与えられた、使命なのでしょう～まじ本当に面白いので、
この漫画、いえいえ、この作品は是非とも読んでくださいね。
この、絶薬を読んで、その人物を好きになり、沢山の本を読ませてもらいました。
山田さんに、感謝　ありがとう！

それでは、また！

 

 

 

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