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『和尚が書いた いい話』 ~坂爪捷兵~ [坂爪捷兵]

素直は学びのこころです。
「お前はバカだから利口な親分を探して子分になれ」と親父に論され大きくなった。
人間素直であれば、必ず道は拓ける。だから、胸を張って、力強く生きていこう!
日本が、もっともっと元氣になるように!


和尚が書いたいい話

和尚が書いたいい話

  • 作者: 坂爪 捷兵
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本



<著者のご紹介>
 坂爪捷兵(さかづめ しょうへい)
 昭和17年、長野県で生まれる。
 東芝・日本鋼管・立川鉄工のサラリーマン生活を経て、昭和51年に、株式会社コーケンを設立。
 バブルの影響によって経営不振に陥り、起死回生をかけて、社長業の傍ら平成3年5月より
 金子良正氏に師事し仏門に入る。平成4年5月に京都嵯峨。真言宗大覚寺にて剃髪し得度する。
 平成5年4月より大覚寺で百日加行に入り、平成6年12月に伝法灌頂を受領、続いて平成7年2月に
 阿闍梨となる。空海から45代目の弟子にあたり僧名は良捷。現在も創業社長として、会社経営に
 邁進している。


<この本との出会い>
 致知のメルマガとHomePageから知りました。



<本文からご紹介>

 女性を大切にする
 「女房・子供を大切にしなさい」
 金子良正師から訓示を受けた時のことである。
 師は続けて私に
 「世界で女性を一番大切にする文化を持っている国はどこか」
 という質問を投げかけた
 とっさに日本ではないだとうと思ったが
 私の認識は大間違いだった
 日本の総鎮守にあたる神社は 伊勢神宮である
 祀られたのは今から約二千年前
 その内宮の御祭神は 天照大神様で女性の神様だ
 皇室のご先祖さまでもあり
 日本の中心的存在である女性の神様を
 みんなが崇める
 このような歴史的背景により
 自然と女性を大切にする文化が育まれた
 日本の女性の活躍も素晴らしい
 平安時代に枕草子と書いた清少納言
 源氏物語を書いた紫式部
 二人とも女性である
 この時代(千年前)には
 日本以外 世界のどの国を探してみても
 文字の読み書きができる女性のいる国はなかった
 さらに この時代の女性作家というのも 世界に類がない
 これは 日本人として 誇るべきことである
 また「母国・母校・母港」という単語をみると
 母という字が上にきている
 (父国・父校・父港とは言わない)
 亭主関白という言葉があるが
 男性はいくら出世しても 関白止まりである
 一方女性は「かかあ天下」
 どうあがいても 天下を取られたら従うしかない
 その天下を握る女性を大切にすると商売は繁盛するという
 なぜだろう
 「始め」という言葉をみると
 女と台という文字から成り立っている
 つまり 女が台(ベース)になり「始め」となる
 何事も 基礎がなければ成り立たないように
 女性がいなければ 物事は始まらない
 日常の言葉の中にも 女性を大切にするという
 日本人の魂が込められていることを学んだ
 私も女房殿の内助の功によって
 今まで何度もピンチを救われた
 毎朝私は女房殿に感謝の心を込めて
 「おはようございます
 今日一日よろしくお願いします」
 と挨拶をする
 三六五日変わることなく
 私の一日は 女房への挨拶から始まる





 致知でこの本を知りましたがAmazonでは取り扱ってなく、とりあえず欲しいものリストで温めてました。
 先日確認してみると、取扱が再開したみたいですので早速注文してみました。
 バブルで経営不振に見舞われた社長が仏門に入り得度する。その後も会社経営を続けている所に
 とても興味が湧きましたね。実際読んでみると、社長の視点で経営や部下の育成に関するお話、
 和尚の立場から人への思いやり、子育て、そして命の話ととても多岐に渡っております。
 印象に残った話も沢山ありましたが、本文からのご紹介として女性を大切にするをご紹介しました。
 いかがですか?その他にも、ナマハゲの話とか、月にいるウサギの話なんかもとても素敵ですね~。
 これらの話に関して知っているのと知らないのでは大きな違いが生まれます。
 こんなちょっと素敵なおとぎ話を、子ども達に伝えていけるかどうかが、素敵な環境を作っていくのに
 大切なのではないでしょうか?





タグ:致知 仏教
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